「むぎわらぼうし」いせひでこ明日から6月が始まりますね。6月の第一日曜日にも恒例となりました綱島・駒岡のレコード、アンティーク、カフェrさんのマルシェへ出店させていただきます。そちらの告知は改めて投稿させていただきますね。5月に入ってから全国的に何度も夏日を記録し、すでに暑さ対策、日よけ対策を本格的にされている方も多いのではないでしょうか。夏の間に何度もかぶる帽子、夏にだけ時間を共にする帽子には、ひと夏の思い出が染み込んで、気が付けばひっくり返したら溢れてしまうほど思い出が詰まっているのかもしれません。今日ご紹介する絵本「むぎわらぼうし」は、実は夏の終わりのお話なんですが、これから夏を迎えるこの時期に、その特別な時間が始まるんだということを、教えてくれる本でも...31May2017news日々の絵本
「DICK WHITTINGTON AND HIS CAT」Dellwyn Cunningham本日は先週紹介しました「リトルゴールデンブック」の日本語版「バンダイのゴールデンブック」、フランス語版の「UN PETIT LIVRE D’OR」そしてリトルゴールデンブックのような小さな絵本のシリーズ「WONDER BOOKS」「ELF BOOK」などをオンラインストアで更新しました。その中からご紹介させていただくのはWONDER BOOKSの一冊「DICK WHITTINGTON AND HIS CAT」です。このお話はマーシャ・ブラウンも絵本にしており、また福音館文庫の「イギリスとアイルランドの昔話」にも収録されているお話なので、知っている方も多いかもしれません。孤児だったディック・ウィッティントンという男の子がふとした偶然、...30May2017news日々の絵本
5月30日新入荷商品本日の新入荷商品を更新致しました!本日は先週お知らせしたように、リトルゴールデンブックの日本語版やフランス語版、またこのシリーズと似た小さな絵本のシリーズ「WONDER BOOKS」の「ELF BOOK」などを更新しております。ガース・ウィリアムズ、ティボル・ゲルゲイ、リチャード・スキャリーなどの有名な作家の他にも、日本ではほとんど知られていない作家のものもございますので、どうぞご覧ください。30May2017入荷情報
「CHILDREN’S VERSE」「THE BOOK OF THE CLOCK」Margaret Tarrantこちらはイギリスのイラストレーター、マーガレット・タラント(1888-1959)の2冊の絵本です。マーガレット・タラントはシシリー・メアリー・バーカーとともに妖精のイラストで1920年代に人気を博しました。他にも不思議の国のアリスのイラストやマザーグースの絵本で親しまれた作家ですね。こちらの「CHILDREN’S VERSE」はマザーグースや童謡にタラントが絵をつけた絵本で、そのノスタルジックな画風は、先に名前を挙げたシシリー・メアリー・バーカーや、アメリカのジェシー・ウィルコックス・スミスとも似た魅力を持っているように感じます。もう一冊「THE BOOK OF THE CLOCK」は、タイトルの通り、子どもが時計に親しむための絵本...29May2017news日々の絵本
「Little Golden Book」1942年にアメリカで出版され始めた「Little Golden Book」のシリーズが本日は色々と入っております。このシリーズでは日本ではディズニー映画の絵本として親しまれているでしょうか。しかしディズニー映画のものに限らず色々なものが出ているんですね。ディズニーとの関係が深いシリーズですので、ディズニーで活躍した作家のものも多く、本日更新したものではメアリー・ブレア、アリス&マーティン・プロヴェンセンなどを始めとして、フョードル・ロジャンコフスキー、ティボル・ゲルゲイ、ガース・ウィリアムズなどなど入っております。それぞれ作家は違えど、このシリーズ特有の雰囲気と言うのが確実にあるシリーズで、それは例えばフランスのペールカストールシ...26May2017news日々の絵本
5月26日新入荷商品本日はリトルゴールデンブックシリーズを更新しました!フェードル・ロジャンコフスキー、メアリー・ブレア、ティボル・ゲルゲイ、アリス・アンド・マーティン・プロヴェンセン、などなど、日本でも人気のある作家のものが色々と入っておりますので、ご覧頂けたら嬉しいです。26May2017入荷情報
「せいめいのれきし」バーシニア・リー・バートンバージニア・リー・バートンの「せいめいのれきし」は科学と詩が調和した美しい絵本です。この絵本はジャンルで言えば科学絵本といったカテゴリーに入るかと思うのですが、手に取りページを開き、本を最後まで読んでみればそうした他の絵本とは体部感触が違うことがわかってもらえるのではないでしょうか。お話は太陽が生まれた場面から始まります。銀河系の中の一つの星、宇宙の中をぐるぐると回っている、何億、何兆もの星雲の中の、一つの星として、一番大きくも、一番小さくもないそんな太陽が、この地球にとって大切なものだと語られながらこの絵本は始まります。ページをめくっていくと、地球の誕生、その地球に海ができ、やがていきものが海の中に生まれます。三葉虫、頭足類、脊椎...25May2017news日々の絵本
5月25日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はパレチェクの絵本やマーガレット・タラント、トリーナ・シャート・ハイマン、エロール・ル・カインの洋書絵本など色々と入っております。ル・カインの「シンデレラ」は1976年(重版)のイギリス版です。久しぶりにこの絵本を見たのですが、改めて美しいですね...。日本版より美しい気がするのは気のせいでしょうか?日本語版のものと見比べて確認してみたいですね...。他にもセンダックや山里るり/かみやしん「黒うさぎルビーのけっこん」なども入っております。是非オンラインストアでも御覧ください。25May2017入荷情報
「Heidi」Tomi Ungererこちらは当店でも度々紹介している作家トミー・ウンゲラーがイラストを手掛けた「アルプスの少女ハイジ」です。以前は日本語版でも出版がされておりましたが現在では絶版、手に入れるのはなかなか難しい本の一つになってしまっていますね。日本ではアニメの印象が強い影響があるのかもしれませんが、ハイジとウンゲラーというとちょっと意外な気がしますね。ですがウンゲラーがフランスのストラスブール出身の作家であったこと(ストラスブールはドイツと国境を接し、スイスにも地理的に近い都市です)、また、ウンゲラーはそのキャリアをニューヨークにて1950年代の後半からスタートさせますが、60年代にはスイス/チューリッヒの出版社で多くの本を出版したこと、こうしたことを考...24May2017news日々の絵本
Arthur Rackham Edmund Dulac Kay Nielsen本日はアーサー・ラッカム、エドマンド・デュラック、カイ・ニールセンという、所謂19世紀末イギリスの「挿絵の黄金時代」と呼ばれた時代の代表的な作家の作品集が入荷しております。改めて作品を見るとその後の作家たちに与えた影響がうかがい知れますね。ツヴェルガーはラッカムに、ル・カインはニールセン、はたまた天野喜孝さんまで影響を与えていると思われます。またこうして作品集を見ていると、自分のイメージしていた作家の作風とは少し異なる絵も入っていたりして、こういう絵も描いていたんだ、と面白いですね。今回の更新したものはどれもソフトカバーのお求めやすい価格のものです。こうした作品集を見た後などに「この挿絵の本の古い版のものを手に入れることはできないか...23May2017news日々の絵本
5月23日新入荷商品本日の新入荷商品を更新致しました!本日はイギリスの挿絵の黄金時代と言われた時代の代表的な作家、アーサー・ラッカム、カイ・ニールセン、エドマンド・デュラックの作品集が入荷しております。どれもソフトカバーのお求めやすい価格の本ですよ。他にもクヴィエタ・パツォウスカーや100%オレンジの絵本や読み物では文庫本を数冊更新しております。是非オンラインストアでも御覧ください。23May2017入荷情報
「ORLANDO'S EVENIN OUT」「ORLANDO KEEPS A DOG」Kathleen Hale本日は日本でも翻訳されている「ねこのオーランドー」シリーズの未翻訳絵本が二冊入荷しております。「ORLANDO’S EVENING OUT」「OLRANDO KEEPS A DOG」です。作者のキャスリーン・ヘイル(1898-2000)はイギリス、マンチェスター出身の画家/イラストレーターで、1920年代頃よりイラストレーションの仕事でそのキャリアをスタートさせました。画家であった彼女は子どもたちを寝かしつける時に、絵本を読んであげていたそうですが、彼女がそれと認めた作家はポター(ピーターラビット)、ブリュノフ(ぞうのババール)、そしてアーディゾーニ(チムシリーズなど)の作品だけだったそうです。このように、彼女が認めることの出来る、...22May2017news日々の絵本