「I CAN FLY」Mary Blairもしかしたらメアリー・ブレアの絵本を紹介するのは初めてかも知れません。ディズニースタジオ周辺の50’sのアメリカの絵本作家は度々紹介して来ましたが、その中でも代表的な作家のひとり、この素晴らしい作家の「I CAN FLY/わたしはとべる」が入荷しました。数年前にはこの日本でも大きな展覧会が開催されたので、ご存じの方も多いと思います。1939年にディズニーに入社した彼女は「シンデレラ」(1950)「ふしぎの国のアリス」(1951)「ピーター・パン」(1953)など、いくつもの作品のカラー・スタイリスト…31Aug2017news日々の絵本
8月31日新入荷商品今週は打ち合わせで遠出したり、仕入に出たりと新入荷商品の更新が滞っており申し訳ございません。本日、明日は更新を予定しておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。さて、本日の新入荷商品ではロジャー・デュボアザンの「Veronica」やセンダック/キャロル・キングの「REALLY ROSIE」、先日紹介しとても反響の大きかった「うさぎさんてつだってほしいの」、ルース・クラウス、メアリー・ブレアの名作「わたしはとべる」も日本語版と英語版(リトルゴールデンブックス)など入っております。読み物では本日は洋書を…31Aug2017入荷情報
「Clean Peter」Ottilia Adelborg当店では売り切れてしまった商品については、再入荷した際に登録された方に自動でメールでお知らせが届くシステムを使っているのですが、その中でも一番多くの再入荷リクエストを頂いているのがこのスウェーデンの絵本作家Ottilia Adelborgの絵本なんです。一番多くリクエストを頂いている絵本とは違う絵本なのですが、今日はそのOttilia Adelborgの絵本「Clean Peter」を。オッティリアは1855年生まれのスウェーデンの絵本作家です。堀内誠一さんはこの作家のことを「エヴァンズの美しいイギリス絵本は風にの…29Aug2017news日々の絵本
「The Little Match Girl」Blair Lent飽きずに、火がゆらゆらと揺れているのをずっと眺めている、するとそこに何か見えそうな気がしてきて、光のなかに、でも何も見えないのですけれど、そういう風に感じることは何度もあって、もしかしたらこういう感じ方というのは、アンデルセンの「マッチ売りの少女」を知っているから、そう感じるのかもしれません。アンデルセンのお話の中でも特に短く、しかし強烈な印象を読者に与えるこの悲劇の童話は、ここ日本でも多くの方に愛されていると思いますのでお話を説明するのは省きますが、この絵本ではBlair Lentの挿絵によって、こ…25Aug2017news日々の絵本
「おふとんのくにのこびとたち」出久根育出久根育さんの本は、個人的にとても好きなのでこれまでも何度か紹介させて頂いたのですが、先日銀座教文館のナルニア国で開催されている「こうさぎとほしのどうくつ」の原画展を見て、やはり特別に心動かされるものがあったので、会期が終わらないうちに出久根育さんの絵本を紹介させていただきたいと思います。この「おふとんのくにのこびとたち」は2005年に出版されたもので、出久根さんの絵本の仕事では初期の作品と言えるでしょうか。おちのりこさんがお話を書かれていますが、ストーリーが言葉で進められるのではなく、漫画のよ…24Aug2017news日々の絵本
8月24日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!一昨日、当店からDMを、当店をここ一年の間で利用して頂いたお客様に送らせていただいたので、久しぶりに当店サイトを見て頂けるお客様も多くいるかと思い、本日は少し気合を入れてセレクトし、新入荷商品を更新しました!クライドルフ、ナンシー・エコーム・バーカート、ジャクリーヌ・デュエーム、エイドリアン・アダムス、ジェシー・ウィルコックス・スミス、など、当店でいつもお薦めさせて頂いている作家の絵本をはじめ、当店で再入荷リクエストをとても多く頂いているスウェーデンの絵本作家、…24Aug2017入荷情報
「まざあ・ぐうす」北原白秋 鈴木康司スズキコージさんの絵を見る時にいつも感じるのは、その力強さ、神秘的とも感じられるような不思議なエネルギーが横溢していて、それは例えばギリシャ神話、北欧神話の星の神々のような巨人的な力、そんな力を感じるのです。この北原白秋訳の「まざあ・ぐうす」にスズキコージ(当時は鈴木康司)さんが挿絵を付けた絵本、この本でも、いいえこの本では特に、そんな力強さが感じられます。北原白秋は序文で日付を記していて、そこには大正九年となっているので、この翻訳はもう今では随分と時間の経ったものですが、ちょっとした固有名詞を…22Aug2017news日々の絵本
8月22日新入荷商品本日も新入荷商品を更新しております!本日はイブ・スパング・オルセン3冊、ビネッテ・シュレーダー、バーナデット・ワッツなど絵本もいろいろ入っておりますが、読み物も、ガルシア・マルケス「百年の孤独」やデイヴィッド・リンチのエッセイなどもありますので、どうぞご覧ください。22Aug2017入荷情報
「Kanturcice」「BOZENA BENESOVA」Jan Kudlacek当店でもとても人気のある作家、ヤン・クドゥラーチェクが表紙カバーと、見返しページのイラストを描いた本が2冊、入荷しました。本文の方にはイラストは掲載されておらず、絵本ではないのですがこの少ないクドゥラーチェクの絵だけでも、見る価値がある本です。クドゥラーチェクは、日本でも翻訳され今でも愛されている「女の子と雨」のイメージが強いこともありますが、その絵はどこか涼しげで、湿っていて、不思議な情感を感じさせます。見返しページというと、真っ白で何も描かれていないものも多い中で、中にはとても美しいイラスト…21Aug2017news日々の絵本
8月21日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日は当店でもとても人気のあるチェコの絵本作家、ヤン・クドゥラーチェクが表紙と見返しデザインを手掛けた本が2冊入荷しました。中にイラストはないのですが、見返しデザインはとても可愛らしいので、クドゥラーチェクファンさん、如何ですか?他にもエミリー・ディッキンスン/ナンシー・エコーム・バーカートの「ACTS OF LIGHT」やアーサー・ラッカムのマザーグースやシンデレラなど、色々と入っております。是非オンラインストアでご覧ください。21Aug2017入荷情報
「I SAW A SHIP A-SAILING」Janina Domanska「I SAW A SHIP A-SAILING」このタイトルは、先日紹介しましたベニ・モントレソールも同名のタイトルの絵本でしたね。これはマザーグースの一節で、ほかのマザーグースの詩と同様に、意味がどうというよりも、韻を踏んだ言葉のリズムが口に気持ちの良い、そういった「うた」ですね。モントレソールの絵本は違ったのですが、Janina Domanska(ジャニナ・ドマンスカ)のこの絵本は、このマザーグースのうたにそのまま絵を付けて絵本にしています。楽しいリズムと奇妙なお話の(これをお話と捉えて良いものかど…17Aug2017news日々の絵本
8月17日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はチェコ絵本作家の中でも人気のあるウラジミール・フカの絵本(たまたま安く仕入れることが出来たので、他店さんよりかなりお安く値付けしていますよ)、やイジー・トゥルンカ、ジャニナ・ドマンスカの絵本なども入っております!また、依然紹介したことのある名作絵本、和田誠さん、スティーヴンソンの「旅」も入っております。この絵本の紹介記事はこちらです。https://frobergue.storeinfo.jp/posts/438077それではどうぞご覧ください。17Aug2017入荷情報