「Holzspielzeug zum Selbermachen」Friedrich Jantzen最近は少しずつ赤ちゃんから子どもらしくなりつつある娘を見ながら、どんな絵本を用意してあげようかな、と同時に、どんなおもちゃが必要だろうかと考えることがあります。何か自分で作ってあげられたら…なんて思うこともしばしば。そんな思いはきっと世界共通で、そして赤ちゃんが心惹かれるものもまた、同じなのだとこの本を見ていると思います。本日ご紹介する本は、ドイツの木のおもちゃの作り方の本「Holzspielzeug zum Selbermachen」なのですが、紹介されているおもちゃはどれも愛らしいデザインで、こどもが思わず手に取りたくなるようなカラーリングが施されています。手よりも口でその感触を確かめたがる赤ちゃんにとっても、木の優しい手触りや...26Apr2019news日々の絵本
「Favorite Fairy Tales TOLD IN FRANCE」Roger Duvoisin当店に原書版が入荷したこの、ヴァージニア・ハヴィランドによる編纂で、多くの著名な絵本作家たちが挿絵を付けた、Favorite Fairy Talesのシリーズは「世界のむかしばなし」シリーズとして、1960年代には日本語にも翻訳されておりましたが、すでに絶版になってしまって久しいものです。一つの国のお話で一冊となっていて、それぞれに絵を描いている作家が違うのですけれど、今回当店に入荷した本の絵を担当した作家さんの名前を挙げるだけでも、ロジャー・デュボアザン(フランス)、エイドリアン・アダムス(スコットランド)、ベッティーナ(イングランド)、バーバラ・クーニー(スペイン)、エバリン・ネス(イタリア)と非常に豪華な顔ぶれとなっていますね...25Apr2019news日々の絵本
4月25日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はアントニー・ボラチンスキー、ボフミル・シュチェパーンのドイツ語の本などをはじめ、フェリクス・ホフマンが挿絵を描いている「ロビン・フッド」、ちょっと不気味な絵が魅力のWinfried Vollgerの「Der Windhahn」、ミルコ・ハナークとも近い魅力を持つZdenek Brdlik、日本語の絵本ではブライアン・ワイルドスミス、岩波の子どもの本のシリーズなどを更新しております。ぜひご覧ください。25Apr2019入荷情報
「Babybuch」Kate Greenaway先日、ケイト・グリーナウェイのベビーブック/ベビーダイアリー(ドイツ語版)が入荷しております。絵本作家のイラストを使ったベビーブックはたびたび入荷しておりますが、グリーナウェイのものは初めてかもしれません。ベビーブックを選ぶ際のポイントは、一番はやはりその使われているイラストだと思うのですけれど、次に来るものは、その中の書き込むフォーマットがどの様になっているか、と言うことではないでしょうか。このグリーナウェイのベビーブックはその部分が他のベビーブックとはちょっと差別化がされていますね。そのフォーマットが、なんと言いますか、細かいのですね。歯の部分では、上顎、下顎の歯の展開図(「歯式」歯医者さんが使っているあの図です)がちゃんと描か...24Apr2019news日々の絵本
「Das arme Mariechen」Else Wnz-Vietorドイツの絵本作家Else Wnz-Vietor(エルゼ・ヴェンツ・ヴィエトール)の「Das arme Mariechen」1979年/復刻版/ペーパーバックの、可愛らしい絵本です。表紙に描かれている人形、Marieshen=マリーちゃんの身に降りかかる様々な不幸な出来事が詩で歌われている絵本です。人形を描いた絵本と言うと、フランスのアンドレ・エレがすぐに思い浮かびますけれど、エルゼ・ヴェンツ・ヴィエトールの人形も素晴らしいですね。と言うより、ヴェンツ・ヴィエトール、絵が上手すぎませんか?絵の単純化と、繊細な描写の融合がものすごく高いレベルで行われており、そしてまた、一見した印象ではその上手さが前面に出ていない感じがするのもすごいです...23Apr2019news日々の絵本
4月23日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はアメリカの絵本、Virginia Havilandがセレクトした世界各国のお話のシリーズ「Favorite Fairy Tales」のシリーズを更新しております。絵を描いているのはとても豪華な絵本作家たち。ロジャー・デュボアザン、エバリン・ネス、バーバラ・クーニー、ベッティーナ、エイドリアン・アダムス。なかでもロジャー・デュボアザンが絵を描いた「TOLD IN FRANCE」はリトグラフ印刷です!(なぜこれだけリトグラフなのかは不明ですが、本書は恐らく1959年の刷、他のものは少し後の刷なので、このシリーズの途中で変わったのかもしれません)他にもクライドルフ、カレル・フランタ、カーライの絵本など...23Apr2019入荷情報
「DAS HUHNCHEN IM KORNFELD」Frantisek Hrubin Jiri Behounek可愛らしいヒヨコが表紙のこちらはフランチシェク・フルビーンの詩にイジー・ビェホウネクが挿絵を付けたチェコの絵本のドイツ語版「DAS HUHNCHEN IM KORNFELD」です。まだ生まれたばかりの小さなヒヨコが、農場を歩き回り、自然の中の色々なものを見ていく、というお話が韻文で語られています。フランチシェク・フルビーンはイジー・トゥルンカの絵本のお話なども多く書いているので、日本の読者にも馴染みがあるでしょうか。絵を描いているイジー・ビェホウネクの絵本は、佑学社から出ていた「世界の名作童話シリーズ」で70年代には日本語版も出ていましたが、今では、当時出ていた佑学社のほかのチェコ絵本の翻訳版と同じように、なかなか手に入りづらくなり...22Apr2019news日々の絵本
Tokyo Book Park 4/27(sat.)〜4/29(mon./ holiday)お知らせするのを失念しており、直前のお知らせになってしまい申し訳ございません!当店の次の出店なのですが、今週末、GW初日の3日間、4月27日(土)〜4月29日(月・祝)は下北沢で開催されるTokyo Book Parkに出店いたします。昨年秋にも出店させて頂いたこちらのイベントは当店が出るイベントとしては割と珍しい(?)古本屋さんが集まったイベントでございます。古本/本を愛する方々にはとてもとても楽しいイベントになるかと思いますので、お立ち寄り頂けましたら嬉しく思います。参加店にわとり文庫/文紀堂書店/古書明日/丸三文庫/古書サンカクヤマ/クラリスブックス/マグニフ/スノウショベリング/BOOKS 青いカバ/尾花屋/古書フローベルグ...22Apr2019newsイベント
4月22日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はスウェーデンのElse Mokli Bragの絵本(この本はオッティリア・アーデルボリに捧げられていますね、最初のページにそう印刷されています)、アドルフ・ザーブランスキー、マーシャ・ブラウン(日本語未翻訳の「雪の女王」です!)、アンネ・エルボー(珍しいCD付きの絵本です)、ケイト・グリーナウェイのベビー・ダイアリー、そして日本語の絵本ではスズキコージさんの絵本を更新しております!ぜひご覧ください。22Apr2019入荷情報
「Nespokojeny kralicek」Karel Svolinsky暖かいですねえ。横浜は23度くらいでしょうか。このくらいの気温が自分は一番過ごしやすく感じますが、皆さんはでしょうか。きっと、好みは色々ありますよね。ローベルト・ムージルの「トンカ」という小説に(実はこの小説が個人的に人生で1番と言ってもいいほど偏愛している小説なんですが…)「夏だった。日が暮れると、空気が顔や手とちょうど同じくらいの温度に感じられ、歩きながら目を閉じると、からだが溶けて無限の中をただようような気がした」と言う部分があって、このくらいの気温の日はいつも、この場面を思い出して歩いています。美しい四月です。そして日曜日はイースターです!と言うことで、本日の新着商品はうさぎの絵本を更新しています。そんな中からこちらはチェコ...19Apr2019news日々の絵本
4月19日新入荷商品本日の新入荷商品更新致しました。週末がイースターと言うことで、新着更新もうさぎの絵本を中心に更新をしてみました。チェコ、ドイツ、アメリカ、などの絵本を更新しております。新着商品と一緒に、在庫のあるものの中のうさぎの絵本/イースターの絵本も一緒に並べておりますので、ぜひご覧ください。19Apr2019入荷情報
「Jo singe garçon」Beatrice alemagna日本語になっている「ガラスのジゼル」や「カールイブー」は絶版になってしまっていて、ベアトリーチェ・アレマーニャの大判の絵本は日本語で目にする機会がめっきり少なくなってしまっているのは、とても残念ですよね。ベアトリーチェ・アレマーニャは1973年生まれ、イタリア出身の絵本作家ですが、その作品の多くはフランスで出版され、最近ではアメリカの出版社(HarperCollins)からも新刊を出しています。受賞歴も多く、世界中から注目をされている絵本作家と言っても過言ではないでしょう。こちらは2010年の作品「Jo singe garçon」(「ジョーは猿の子」とでも訳せば良いでしょうか)猿のように、動き回って暴れてしまう男の子ジョーは、自分の...18Apr2019news日々の絵本