発送一時休止期間のお知らせ(4/22~5/4)いつも当店サイトをご覧頂き誠にありがとうございます。この度、4月22日金曜日より5月4日水曜日まで、買い付けのため、発送作業を一時休止させて頂きます。(4月21日中迄に決済完了頂いたご注文は22日に発送可能です)休止期間中もご注文は通常通り受け付けておりますが、発送は5月5日以降より順次させて頂きます。また、その他のお問い合わせ等も、ご返信が5日以降になってしまうこともあるかと思います。ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い致します。21Apr2016news
「gigi has lost his cap」「il prestigiator verde」Buruno Munariこちらはブルーノ・ムナーリの「gigi has lost his cap」と「il prestigiator verde」です。それぞれ英語版とイタリア語版ですが、日本語版で「ムナーリの1945シリーズ」として「ジジはぼうしなくした」「みどりのてじなし」としてともに発売されているものです。ムナーリの得意とする、「ページをめくること」という本を読む仕組み(運動)を「仕掛け」として最大限に活用した絵本のシリーズです。ムナーリの絵本を読んだことのある方ならすぐにわかると思うのですが、読んだことのない方には言い方が少し分かり難かったかもしれません。本のページをめくるということは、つまりは、次のページが隠されていて見えない、ということでもあり...19Apr2016news日々の絵本
「つきのなみだ」青柳拓次 作 nakaban 絵音楽家と絵本作家による共作絵本はつい先日、スズキコージさんと友部正人さんの「えのなかのどろぼう」をご紹介しましたが、こちらは青柳拓次さんとnakabanさんによる絵本「つきのなみだ」(2007年)です。短い言葉と美しい青色で展開されるこの絵本を読むと、どこか寂しい気持ちになるのは何故なのでしょうか。月が涙を流して、その涙が池になります。その池にやまねこが、次いでみみずくが、その次には猿がやってきて、それぞれみな、果物を洗ったり、水浴びしたり、池を覗き込んでそこに映った月と見つめあったり。カエルややまがらもやってきます。段々と夜が明けて、すっかり月は嬉しくなって、また沈んでいきます。静かで、優しい絵本だと感じます。でも何だか寂しい。こ...18Apr2016news日々の絵本Blog
4月18日新入荷商品本日も良い本が幾つも入ってきています!井上洋介さんの絵本/児童読み物の珍しい本が2冊「ぼくたべないよ」さねとうあきら 井上洋介「がっこうはどうぶつえん」さとうまきこ 井上洋介堀内誠一さんの絵本も2冊「どうぶつしんぶん」「あかいかさがおちていた」先週入荷したもののすぐに売り切れてしまった「ちいさいおしろ」サムイル・マルシャーク 滝平二郎も再入荷しました。今回の商品のほうがやや状態が良いです。そして以前紹介させて頂きました「星どろぼう」アーノルド・ローベル他にもクライドルフ、レオ・レオニ、佐々木マキ、ババール、ゾーヴァなども入っております。ファッション系では「No.B magazine Bernhard Willhelm」 が...18Apr2016入荷情報
「よかったねネッドくん」シャーリップ Remy Charlip「よかったねネッドくん」の作者レミー・シャーリップが、ペンキ職人の父と詩人の母を持つと聞くと、妙に納得してしまいます。ハッと目を惹く色彩とデザイン感覚、そして繰り返されるリズミカルな言葉と愉快な展開が魅力のこの絵本には、そのご両親の影響があるのかもしれません。日本でも幾つもの絵本が出版されており「いたずらこねこ」「ちいさなとりよ」などが特に知られているでしょうか。本国アメリカでは絵本だけに留まらず、グラフィックデザイン、舞台美術、そしてダンサーや俳優、舞台監督としても活躍しているそうです。この「よかったねネッドくん」はパーティーに誘われたネッドくんがパーティー会場へ辿り着くまでの道のりを描いた絵本なのですが、その道のりでの「運が良い...15Apr2016news日々の絵本
「Vom goldenen Überfluß der Welt」György Lehoczky以前レホツキーの絵本は「木のうた」を紹介させて頂きましたが、こちらはレホツキーの画集「Vom goldenen Überfluß der Welt」です。ジョールジュ・レホツキーは1901年生まれのハンガリー出身の建築家/画家で、幾つもの教会や修道院などの建築、内装やステンドグラスを手掛け、多数の受賞歴もあります。レホツキーの本業はそういった分野なのですが、彼は自分の孫のために2冊の絵本を作ってもいます。その2冊が「木のうた」そして「鳥のうた」なのです。この2冊の絵本がとても素晴らしいのです。鳥や花や木々の歌声が聞こえるかのような、叙情的で、それでいてデザイン性も感じ、また淡い神秘性も認められる、美しい絵を描いています。日本語訳は木...14Apr2016news日々の絵本
4月14日新入荷商品本日新入荷商品では良い本たくさん入ってきました!「Vom goldenen Überfluß der Welt」György Lehoczky ジョルジュ・レホツキーこちらは以前当店で紹介したことのある「木のうた」「鳥のうた」の作者レホツキーの画集です。とても美しい絵を描く作家で、お薦めです!「il prestigiatore verde」「gigi has lost his cap」と、ブルーノ・ムナーリのしかけ絵本も2冊入っています。絵本では他にも「Bric a Bric」安野光雅(「蚤の市」のイタリア語版です)「ヴァレンカのちいさな家」バーナデット・ワッツ「よかったねネッドくん」シャーリップ「ジャミパン」江國香織 宇野亜喜良「...14Apr2016入荷情報
「きみはしっている」五味太郎 Gomi Taroつい先日、五味太郎さんの70年代、80年代の作品が3冊が「五味太郎クラシックス」として新装復刊されました。今日はその中の作品のひとつ「きみはしっている」です。この本は1979年の出版ですが、ここ数年は見掛けることも少なく古書価も少し上がっている本だったので、この復刊を喜ばれている方も多いのではないでしょうか。79年の出版ということで、随分前の作品ではありますが、五味さんは既に10数作品絵本を出版しており、もうその作風も確立している感があります。出版年ごとに少し作品を調べてみたのですが、その最初期から既に五味さんの五味さんらしさが揺るぎなくあるので、一番最初から五味太郎さんは五味太郎さんであったのかもしれません。(例えば当店にも現在在...13Apr2016news日々の絵本
「NIGHTINGALE」NANCY EKHOLM BURKERT Akagi Kanko Tanji Yoko多くの作品を後世に残したアンデルセンですが、このナイチンゲールはその中でも特に優れた作品のひとつではないでしょうか。人気や知名度で言えば、人魚姫やおやゆび姫がアンデルセンの代表作なのかもしれませんが、このナイチンゲールも負けず劣らず深い魅力を持った作品で、偏愛している方も多くいるのではないでしょうか。このアンデルセンの「ナイチンゲール」の絵本が2冊入ってきましたのでご紹介します。ひとつは当店で最も力を入れて推している作家のひとり、ナンシー・エコーム・バーカートの「NIGHTINGALE」、そしてもうひとつはフェリシモ出版より出ている赤木かん子さんによる「こんなアンデルセン知ってた?」シリーズ(先日ご紹介した高野文子さんの火打ち箱もこ...12Apr2016news日々の絵本
4月12日新入荷商品本日の新入荷商品のお知らせです!まずは絵本から「さるかに」広松由希子 及川賢治「メリーさんのひつじ」ウィル・モーゼス「ナイチンゲール」赤木かん子 丹地陽子「はんぶんのおんどり」堀内誠一「ふしぎの国のアリス」まど・みちお 司修「不思議の国のアリス」トーベ・ヤンソン「絵本 きりなしばなし」梶山俊夫 署名入り「マリーゴールドガーデン」ケイト・グリーナウェイなどが入っております。不思議の国のアリスは以前紹介したことがありました。こちらです。読み物では「宿命」萩原朔太郎「ロクス・ソルス」レーモン・ルーセル「古代音楽論集」アリストクセノス プトレマイオス「ショスタコーヴィチ全作品解読 第二版」工藤庸介「トリシャ・ブラウン 思考というモーション」...12Apr2016入荷情報
「KATE GREENAWAY TREASURY」「NURSERY RHYME CLASSICS」KATE GREENAWAY 1846-1901ケイト・グリーナウェイの洋書が2冊続けて入荷しましたのでご紹介します。「NURSERY RHYME CLASSICS」「KATE GREENAWAY TREASURY」の2冊です。グリーナウェイ(1846-1901)はヴィクトリア朝の絵本の時代に人気を博した絵本作家で、当時は批評家たちからは余り評価されなかった面もあったようですが、一般読者からは人気を博し、今ではイギリスの絵本の黄金時代を支えたひとりとして認識されております。可愛らしい子どもたち、そしてその子どもたちが着る洋服は現実の子供服のデザインにも影響を与え、後世の絵本作家たちに与えた影響も計り知れません。代表作は「窓の下で」「マリーゴールドガーデン」などかと思いますが、今回...11Apr2016news日々の絵本
4月11日新入荷商品本日は児童書で2冊珍しい本が入ってきました。「ちいさいおしろ」サムイル・マルシャーク 滝平二郎「くいしんぼうのロボット」古田足日 田畑精一ともに最近はあまりみない本です。他にも「KATE GREENAWAY TREASURY」こちらは大きな判型で、総ページ数319ページの中にグリーナウェイの作品図版が多く掲載されております。海外図書館除籍本のためお安くなっておりますので、グリーナウェイお好きな方にはお勧めです。絵本は他にも色々入荷しておりますが、美術書では「教育スケッチブック」パウル・クレー「マルセル・デュシャンと20世紀美術」「マルク・シャガール展2013-2014 図録」など入っております。こちらのシャガール展の図録はシャガール...11Apr2016入荷情報