2月16日新入荷商品本日の入荷商品更新致しました!今日も珍しいもの入っております!ライナー・チムニクの「クレーン(旧版)」こちらは現行のパロル舎のものより大きな判型で、日本で最初に翻訳された版ですね!また原ゆたかさんの絵本デビュー作「ちさなもり」も入荷しております。かいけつゾロリシリーズで有名な原ゆたかさんの、今では手に入れるのがかなり難しい絵本です。探していた方はお早めに。他にもシンガーとセンダックの傑作「やぎと少年」他、絵本多数入っております!是非オンラインストアでご覧ください。16Feb2017入荷情報
Roof Okurayamaのイベントに出店します!来週末の土曜日、日曜日に東急東横線大倉山駅近くのカフェ、roofさんのイベントに当店が出店させて頂きます。2月25日(土)26日(日)11:00~18:00です。こちらのイベントは毎年、roofさんのテラス席にある一本のミモザの木が満開になる頃に合わせて開催されるもので、roofさんのカフェ、ワッフルやケーキを楽しみながら、アンティーク雑貨の販売、当店もコラボレーションさせて頂いているLa goutteletteさんのカッティングボード、その他木工作品、多肉植物、そして当店の古書などが出店し、楽しんで頂けるイベントになっています。roofさんでは当店の本をいつも置かせて頂いておりますけれど、それもちょうど一年前にこのイベントに出店さ...16Feb2017newsイベント
「ちいさなもり」原ゆたかかいけつゾロリシリーズで有名な原ゆたかさんの絵本デビュー作「ちいさなもり」が本日入荷致しました。ゾロリのイメージが強すぎて、絵の雰囲気がだいぶ違うのに驚きますね。お話はある一人の男の子が、自分の暮らす町がむかし森だったと聞いて、その時にはこの場所はどんなだっただろうかと想像を巡らすお話です。どことなくクラウス/センダックによる「おふろばをそらいろにぬりたいな」と似た感触を持った、子どもの想像力が無限に羽ばたいていく素敵なお話ですね。あとがきには原ゆたかさんの丁寧な解説が載っています。「ぼくは部屋にいると、昔ここはどんなところだったんだろう、この家がまだ立ってなかった時には何があったのかな、などと考えたり、散歩していて、大きな木を見つ...16Feb2017news日々の絵本
「奇跡」長田弘昨日紹介しました「幼い子は微笑む」はこの長田弘さんの「奇跡」という詩集の一番最初に掲載されている詩に、いせひでこさんが絵をつけた本でした。巻頭はあのような幼い子どもの微笑みについての詩で始まるのですが、長田弘さんはこの詩集の中で、しきりに死者たちの言葉に耳を傾けています。死者の記憶の詰まったベルリン、北緯50度線を辿って、サハリン島、セミパラチンシク、アウシュヴィッツ、そして身近な人の死。この旅をする詩人は、人間の悲しみを、それぞれの場所で死者たちの声を聞きながら歌い、しかしそれでもその中に喜びを見つけ、死と生が隣り合わせであることを何度も確かめています。「空色の町を歩く」と言う詩を部分ですが引用させて下さい。透き通っていゆく青磁の...15Feb2017news日々の絵本Blog文学
「幼い子は微笑む」長田弘 いせひでこ小さな子ども、まだ半年経たないくらいの、そのくらいの子どもと目が合うと、たまにニコッと笑ってきますよね。あ、この子、笑ってる、そんな風に思って、こちらも微笑み返す、そんな経験が誰にでもあるのではないでしょうか。『「幼い子は微笑む」は、長田弘氏(1939-2015)の詩集『奇跡-ミラクル-』(2013年刊行、みすず書房)の巻頭を飾る詩です。この一編の詩に魅了された絵本作家のいせひでこ氏が、生前の長田氏との約束を果たし、ついに絵本として完成させた入魂の一冊です』これは、出版社によるこの絵本「幼い子は微笑む」の紹介文の引用です。幼い、本当にまだ幼い、生まれたばかりの子どもが、少しづつ成長し、そこに現れる微笑みを、長田さんは歌っています。そ...14Feb2017news日々の絵本
2月14日新入荷商品本日も新入荷商品更新しました!本日はいせひでこさんの絵本がまとめて入っております。「プロセス いせひでこ作品集」「幼い子は微笑む」「かしの木の子もりうた」「くるみわり人形」「絵描き」「1000の風1000のチェロ」ほかには絵本では、アラン・グレ、ジャン・ジャック・サンペなどのフランス絵本が入っています。読み物では文庫本が、平出隆、フロイト、マラマッド、浅田彰など入っておりますので是非オンラインストアでご覧ください。14Feb2017入荷情報
「たからもの」ユリー・シュルヴィッツ光の画家としてユリー・シュルヴィッツの絵本を以前紹介しましたが、こちらの絵本ではどちらかというと、その繊細な光の表現に驚きつつも、お話自体の方に関心を寄せてしまいます。「たからもの」と言う絵本です。ある村に貧しい男が住んでいました。彼は或る晩夢で「都の宮殿の橋の下で宝物をさがせ」とのお告げを聞きます。始めは信じなかった彼も、何度も同じ夢を見るので都へ行ってみることにしました。ようやく都へたどり着いたのですが、そこまで躍起になって男は宝物を探しはせず、毎日橋の周りを歩いていました。すると橋の衛兵が彼に、お前は毎日やってきて何をしているのだと尋ねるのです。彼は衛兵に事の顛末を話すと、衛兵は鼻で笑って不思議な話を始めるのです….。イギリス...13Feb2017news日々の絵本
2月13日新入荷商品本日の新入荷小品更新致しました!本日は「こいぬのバーキス」クレア・ターレー・ニューベリー「たからもの」ユリ・シュルヴィッツ「なんにかわるかな(1975年初版)」パット・ハッチンス「クリスマスキャロル」リスベート・ツヴェルガー他には「松井冬子展 図録 世界中の子と友達になれる」「A Propos de Paris」アンリ・カルティエ・ブレッソン「A Treasury of SCANDINAVIAN DESIGN」なども入っております!是非オンラインストアでご覧ください。13Feb2017入荷情報
「貝のなる木」大畑いくの不思議な生き物が、あたりまえに存在して人間といっしょに暮らしていても、それはおとぎ話の中だけのおはなし、だなんて思う必要はなくて、こんな場所がどこかにあるんじゃないかって、いつまでも信じていいんじゃないかと思うんです。大畑いくのさんの絵本「貝のなる木」は、見たこともないちょっぴり変な生き物たちが、人間の女の子ヤッカと一緒にあっちこっちに駆け回ります。今日は具体的なお話はここには書かないでおいて、その代わりに、帯に書かれているこんな紹介文を引用させていただきます。◉この絵本に登場する人間と不思議な生きものたち おばあさんー貝の木の村に住む、音楽好きのおばあさんヤッカーおばあさん思いのまごむすめで、チェロの名手トリウマ女ー台風をつれてく...10Feb2017news日々の絵本
2月10日新入荷商品本日の新入荷商品の更新では、ベルリン・コレクション5冊、チェコ絵本など絵本4冊、読み物ではラテンアメリカ文学の隠れた傑作「脱獄計画」ビオイ・カサレスをはじめとして「トリスタン・ツァラ セリ・ポエティク」「思考の表裏」ポール・エリュアール アンドレ・ブルトン「詩 評論 小品」サミュエル・ベケットなどが入っております。是非オンラインストアでご覧ください。10Feb2017入荷情報
「die schonsten fabeln von la fontaine」Edda Reinlエッダ・ラインルの絵本を詩のようだと紹介したのは12月だったと思うのですが、本日はそのラインルの絵本が3冊入荷しております。日本語に訳されている数少ない(恐らく2冊だけです)絵本のうちの1冊「ふくろうとことり」も入荷しておりますが、本日は白鳥の美しい絵が表紙の「die schonsten fabeln von la fontaine(ラ・フォンテーヌの美しい寓話)」を紹介させて下さい。ラ・フォンテーヌの絵本は以前レオポルド・ショーヴォーのものを紹介したことがりました。フランスでは国民的作家のひとりで、幼いころには学校でそのお話を暗記したりするそうですね。動物や虫たちが登場する、可愛らしくもユニークな教訓的または警句的なそれらのお話に...09Feb2017news日々の絵本
2月9日新入荷商品本日も新入荷商品を更新しております!本日はエッダ・ラインルの絵本が3冊入っております。日本では一冊のみ翻訳が出版されておりますが、その日本語版も本日入っております。日本では余り見る機会の少ない作家ですが、素晴らしい絵を見せてくれる作家ですので是非ご覧ください。他にもヨゼフ・ウィルコンの珍しい絵本や佐々木マキさんの絵本などが入っております。是非オンラインストアでご覧ください。09Feb2017入荷情報