1月23日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日は1980年代にほるぷ出版より復刻された「ベルリンコレクション」が入っております。なかでもアナトール・フランス、ブーテ・ド・モンヴェルの「NOS ENFANTS」は人気の商品ですので、気になった方はお早めにどうぞ。他にもクリスマス絵本で、再入荷リクエストを頂いていた本も幾つか、またワッツのキリスト生誕物語のドイツ語絵本、読み物では庄野潤三、小沼丹など入っております。是非オンラインストアで御覧ください。23Jan2017入荷情報
「L’ARCHE DE NOE」LISBETH ZWERGER先日はエルマー・ボイド・スミスのノアの方舟をご紹介しましたが、こちらはリスベート・ツヴェルガーのノアの方舟のフランス語版「L’ARCHE DE NOE」です。日本語でも翻訳されていますが、表紙のデザインも違い、判型も日本語版よりも一回り大きいですね。ツヴェルガーの作風は前期と後期の二つに大別できると思うのですが、その後期の仕事の代表作のひとつがこのノアの方舟ではないでしょうか。前期で見られたアーサー・ラッカムの影響をうかがわせる線は影を潜め、大きな画面に余白と言いますか、抜けを効果的に作り、抑制の効いた洗練された世界を見せてくれます。ジャンルは異なりますが前田昌良さんの作品世界と通じるものがある気がするのは私だけでしょうか。旧約聖書...20Jan2017news日々の絵本
1月20日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました。今日は読み物で良いものが入ってきましたのでこちらから。「ふちなし帽」トーマス・ベルンハルト「フランシス・ベーコン 感覚の論理学」ジル・ドゥルーズ「マネの絵画」ミシェル・フーコーどれも面白く、素晴らしい本です!ベルンハルトは最近また再評価が高まっておりますがこちらの「ふちなし帽」は手に入れづらい状況が続いておりますので、この機会に如何でしょうか。絵本では洋書絵本、ドイツ、オーストラリア、ハンガリーのものなど入っております。和書絵本でも、クリスマスのものや、ポール・ガルドン、マイ・ミトゥーリチ、植田真さんの絵本などが入っております。是非オンラインストアで御覧ください。20Jan2017入荷情報
THE BIRD BOOK END COLLECTIONいつも当店のサイトやinstagramを見て頂き誠にありがとうございます。この度木工作家さんのLa goutteletteさんと当店のコラボレーション商品として、オリジナルのブックエンド「THE BIRD BOOK END COLLECTION」が誕生しました!La goutteletteさんにあれやこれやと当店の我儘な希望をお伝えし、打ち合わせを重ね、試行錯誤の上完成した11点の鳥のブックエンドです。全て作家さんが1点ずつデザインし、手作りで作って頂いたものです。木の種類も異なるので、木の色味や木目もそれぞれに違った表情を見せてくれます。工業製品にはない暖かみのあるブックエンドになりましたので、机の上や本棚の中で、本の横にこの鳥の...19Jan2017news
「ハンプティ・ダンプティの本」アン・へリング 編訳 武井武雄 絵武井武雄さんの名前は、こちらでも何度か書いてきました。先月も「コドモノクニ名作選」の投稿で武井さんの名前を挙げましたが、本日もその武井武雄さんが絵を手がけた本を紹介させてください。「ハンプティダンプティの本」という絵本なのですが、頭に“奇想天外でおもしろい”なんてサブタイトルが付いています。それだけで少し怪しい雰囲気があるのですが、中には英語圏で古くから伝えられてきた伝承わらべ唄が23篇収められており、そのすべての唄に、美しくもあり少し不思議で怪しさもある武井武雄さんの絵が添えられています。ハンプティダンプティと言えば、日本でもお馴染みのマザー・グースのひとつ。他にも「ロンドンばしがながされる」や「ジャックのたてたやしき」など、日本...18Jan2017news日々の絵本
「Love Sonnets」Ben Shahnベン・シャーンは日本の私たちにとっては第五福竜丸の絵本「ここが家だ」のイメージがとても強く、社会派の画家と言った印象かもしれません。本日入荷したベン・シャーンの本「Love Sonnets」は、そうした印象とは違った絵本、絵本ではなく、詩画集ですね。ダンテに始まりシェイクスピア、ワーズワース、ハイネ、ロセッティなど、14世紀から20世紀の詩人たちの詩とベン・シャーンの絵が、その二つで一枚の絵として描かれた、美しい詩画集なんです。シェイクスピアではShall I compare thee to a summer's day?Thou art more lovely and more temperate.きみを夏の日にくらべても君はもっ...17Jan2017news日々の絵本
1月17日新入荷商品今日の新入荷商品を更新いたしました!今日はベン・シャーンによる詩画集「Love Sonnets」をはじめベン・シャーンの本が幾つか、和書絵本、出久根育、藤原弥生、ジタ・ユッカーなど入っています。読み物では「タルコフスキーの世界」「対談 ジャコメッティについて」矢内原伊作 宇佐美英治「レクイエムの名手」菊地成孔「映像という神秘と快楽」長谷正人など入っております。是非オンラインストアで御覧ください。17Jan2017入荷情報
「なんにもないない」ワンダ・ガアグ無いのに在る、などというと禅問答や仏教における「空」の概念を思ってしまったりもしますが、そんな難しそうなものではなくて、ワンダ・ガアグの絵本「なんにもないない」のことなんです。あるところに三びきの捨て犬の兄弟がいました。一匹は耳のとがったとんがりにいさん、一匹はまきげのくるりんにいさん、そしてもう一匹のおとうと犬は….。のっぽではない、ちびではない、なんてことはない、なんにもない、だから名まえも「なんにもないない」すがたはありませんでしたが ないないはしあわせでした。とぶこともはしることも 食べることも出来ましたし、兄さんたちと吠えたりじゃれ合ったり、仲良く楽しく暮らしていました。この姿のない子犬「なんにもないない」のちょっと奇妙で...16Jan2017news日々の絵本
「すずの兵隊」Hans Christian Andersen「すずの兵隊」はアンデルセン作品の中でも好きな人が多い作品ではないでしょうか。ある男の子のプレゼントとしてやってきたすずの兵隊、その兵隊は片足がありませんでした。同じようにたくさんのプレゼントで埋まった大きなテーブルの上には、バレリーナの女の子の、紙の人形もあり、片足を大きく上げていたのでその人形も片足に見えました。すずの兵隊は自分と似ていると思ったそのバレリーナの人形を好きになり、あの子と結婚できたら良いのになあと思います。しかし運命は皮肉なもので、色々なトラブルですずの兵隊は窓から落ち、下水を流れ川に落ち、魚に食べられてしまいます。これはみな、大きなテーブルの上のプレゼントたちの中にあった、びっくり箱の中の子鬼の呪いかもしれませ...13Jan2017news日々の絵本
1月13日新入荷商品本日新入荷商品を更新いたしました!本日は読み物ではギュンター・グラス「私の一世紀」堀内誠一「ぼくの絵本美術館」ほか児童文学も数冊、美術系では「僕の夜 ローベルト・クートラス作品集」絵本では「おひっこし」(絶版or版切れ)及川賢治 竹内繭子「くつしたがにゅー」岸田衿子 長新太「すずのへいたい」西巻茅子「ほらふき男爵の冒険」ビネッテ・シュレーダー「みやざわけんじ」鈴木義治「ぼくのにゃんた」鈴木康広などなど、珍しいものから新しい本までいろいろと入っておりますので、是非ご覧ください。13Jan2017入荷情報
「Penguin’s Way」Leonard Weisgard昨日も冬を感じる本を紹介しましたので、今日もそんな一冊を。「Penguin’s Way」というレナード・ワイスガードが絵を描いている本です。南極に生息するコウテイペンギンの生態を描いた絵本で、ジャンルで言うと科学絵本のひとつでしょうか。よく知られているようにコウテイペンギンは南極のしかもかなりの内陸部の極寒地帯で繁殖をすることで有名ですが、そんなペンギンたちの旅路、繁殖から子育てを描いた絵本です。内容的には他のペンギンの生態を書いたお子様向けの図鑑や本とそこまで差異はないのですが、この絵本が素晴らしいのはやはりワイスガードの絵ですね。彼の他の絵本でもそのデザイン性の高さは随所に見られますが、この絵本ではペンギンは可愛らしくもありつつ...12Jan2017news日々の絵本
1月12日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はレナード・ワイスガード「Penguin's Way」やワンダ・ガアグ「なんにもないない」、エイドリアン・アダムス「やさしい魔女」など珍しい絵本が入っております。洋書絵本、絵本、展覧会図録、読み物、いろいろと入っておりますので是非オンラインストアでも御覧ください。12Jan2017入荷情報