Blooming Market 3/24 Tsunashima R先週末は天王洲ハーバーマーケットへお越しいただき誠にありがとうございました。天王洲へは昨年より度々出店させて頂いていて、出店のたびに来て頂ける方もいらっしゃり、おかげさまでいつもとても楽しく過ごさせて頂いております。来て頂ける方に少しでも発見があるようにと、いつも9割は新着のものを持っていっております。次回の5月開催も出店を予定しておりますので、またどうぞよろしくお願いいたします。3月の出店イベントですがひとつ増えまして、3月24日に横浜/綱島のr(レコード/カフェ/アンティーク/@dor_rooms)にて開催されるBlooming Marketに出店をさせて頂きます。出店者はTiny N 主宰 花生師 岡本典子さんイラストレーター...13Mar2019newsイベント
「Die Heinzelmännchen」August Kopisch Beatrice Braun-Fock先日入荷したこちらの可愛らしい絵本「Die Heinzelmännchen」はアウグスト・コーピッシュのおとぎ話で、日本でも、幾つかの絵本作家がこのお話を描いたものが翻訳され絵本になっています。日本語のタイトルは「ケルンのこびと」や「ふしぎなよるのこびとたち」として出ていますね。昔は夜のあいだに働き者の小人たちが面倒な仕事を何でもやってくれていたのだけれど、あることから小人たちはいなくなってしまい、今では人間はつらい労働のためにあくせくしている…。「小人」という具体物を置き換えると、何処と無くギリシャ神話的な感じもするお話ですね。こちらの絵を描いているのはBeatrice Braun-Fock(1898-1973)です。この絵本をパ...12Mar2019news日々の絵本
3月12日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はブーテ・ド・モンヴェルのフランス語絵本更新しました!「CHANSONS DE FRANCE」は1910年頃のリトグラフ刷、「LA CIVILITE」は1980年頃のものです。「LA CIVILITE」は当店に入荷するのははじめてのものですので、ご覧頂けましたら嬉しいです。またマーシャ・ブラウンの「All Butterflies」は1974年の初版で、素晴らしいコンディションの本です。きれいな状態のものを集めたいと思っている方にはこれ以上ないものかと思います。この状態でこのお値段では正直もう手に入らないと思います。状態をそこまで気にされない方でしたら、別の状態の本が入ってきたときには当店はではもう...12Mar2019入荷情報
「Die Tranenflut」Adam Wurtzこちらの絵本は戦後ハンガリーを代表する絵本作家のひとりAdam Wurtz(アダム・ヴュルツ)の絵本「Die Tranenflut」(ドイツ語版)です。アダム・ヴュルツはハンガリー、ブダペストのイラストレーター絵本作家で、国内外で数々の賞を受賞しており1971年にはブラティスラヴァ世界絵本原画展で受賞(plaque)もしております。絵本自体とは関係のない、ちょっとしたことなのですけれど、ヨーロッパでは珍しくハンガリー人の名前は、日本と同じで姓→名の順番なのですね。ですのでハンガリーで出版されているWurtzの作品は「Würtz Ádám」と記載されています。ですが、このドイツ語版ではファーストネーム(名)が先にくるようにと入れ替えて...11Mar2019news日々の絵本
3月11日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はユリー・シュルヴィッツ、ドゥシャン・カーライ、福田利之の絵本などを更新しております!シュルヴィッツは以前紹介した「The Moon in My Room」と似たテイストの絵本も更新しております。福田利之さんの絵本は限定本とベビーブックの2冊が入っています。このベビーブック、可愛くておすすめですよ!出産のお祝いのプレゼントにも是非どうぞ!他にも更新商品ございますのでぜひご覧ください。11Mar2019入荷情報
「ich lieb dich trotzdem immer」Angela Sommer-Bodenburg Helme Heineあんまりカッコよくないので(?)そんなに言わないんですけれど、子どもの頃夢中で読んだ本の中に「ちびっこ吸血鬼」シリーズがあって、ほんとうにあの本が好きで、小学校の中〜高学年くらいのときにクリスマスだったか、誕生日だかに、持ってない巻をまとめて買ってもらった記憶があります。今ちょっと調べたら2015年に完結しているようですね(最後のほうの巻は未翻訳)。記憶が曖昧で、そもそも自分が読んでいた頃は完結してなかったんだ、とも思いましたが、年齢的に、93年頃までに出ていたものは読んだのかな、と思っています。幼い頃は本は絵で覚えるので、作者の名前なんて全く覚えていなかったのですが、先日入荷したヘルメ・ハイネのドイツ語の絵本の、気になった一冊の作...08Mar2019news日々の絵本
「Where does the butterfly go when it rains」May Garelick Leonard Weisgard春もいよいよ、となると雨の日も多くなってきますね。天気は周期的に変わり、そのたびに少しづつ暖かくなっていく、大人になってこんな風に何もかもわかったように、自分は言うのですけれど、それを体感の記憶として、知識として、身につけたのはいつの頃だったのでしょうか。「Where does the butterfly go when it rains」(あめがふるときちょうちょうはどこへ)子どもなら誰もが持つこの疑問から絵本をつくった、メイ・ゲアリックとレナード・ワイスガードのこの美しい作品は、雨と言えばこの絵本、というのを越えて、すべての絵本の中でも一番、と言う方もいらっしゃるかもしれません。勿論、自分もとても好きな絵本のひとつでもあります。...07Mar2019news日々の絵本
3月7日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はエルンスト・クライドルフの作品集の再入荷、イエラ・マリの70年代の刷りの絵本をはじめ、イワン・ガンチェフ、ジョン・バーニンガム、武井武雄の絵本など、更新しております!どれも素晴らしい絵本ばかりなので、ぜひご覧ください。07Mar2019入荷情報
天王洲ハーバーマーケット 1st Anniversary先日はroofさんのイベントに来て頂き誠にありがとうございました!初めてお会い出来た方もいて、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。そして今週末土曜日、日曜日は、天王洲ハーバーマーケット 1st anniversaryに出店をさせて頂きます。天王洲ハーバーマーケットは今回で一周年ということで、全国から様々な出店者が集まり、総出店数は140を超えるようです。antique/art/food/vintage fashion/product/flower/books、世界中から集められた素敵なものを見ることが出来るイベントになるかと思います。また今回はいつもは会場には使用していなかった隈研吾監修の船上スペース「T-LOTUS M」も会場...06Mar2019newsイベント
「おやすみ、かけす」マリー・ホール・エッツマリー・ホール・エッツの絵本を読むときにいつも思うのは、その絵本の中には小さなものたちに対する、優しいまなざしが溢れていると言うことです。「小さなもの」と言うのは、動物や虫や植物、そして勿論子どものことです。絵本も、言葉で語られている以上は、小説と同じようにそれが誰の声であるのか/誰によって語られているのか、という問題がいつもそこにあるのですが、エッツの絵本の中の語り手は、子ども自身の語りではなく、それを見つめる大人の語りとも少し違うんですね。もう少し離れているようで、けれどいつもそこにある、そんな声なのです。この「おやすみ、かけす」も、そうした優しい声の語りで、虫や動物たち、そして子ども、その子どもをあやす大人たちまでをも包み込ん...05Mar2019news日々の絵本Blog
3月5日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はアントニー・ボラチンスキー、ナンシー・エコーム・バーカートの洋書絵本、日本語のものでは植田真さんの絵本などを更新しております。ボラチンスキーの絵本は前回アップした際にはすぐに売れてしまったので、今回も早いかもしれないのですが、また売り切れてしまった場合でもお気軽に再入荷連絡の登録をして頂ければと思います。すぐに売り切れてしまうかもしれない、と焦って買って頂くのも、当店としては本望ではございませんので、ゆっくり、じっくり選んで頂きたく思っております。ぜひ御覧ください。05Mar2019入荷情報
「Das Fräulein Weissmann sass im Garten」Benno Pludra Regine Roder戦後ドイツを代表する児童文学作家のひとりベンノー・プルードラの作品は、ここ日本でも、岩波少年文庫をはじめいくつもの作品が翻訳されているので、読んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですがこの絵本「Das Fräulein Weissmann sass im Garten」はそうした日本語に翻訳されているプルードラの作品とは大分毛色が違います。絵を描いているRegine Röderの作風(それは幾つかのシュルレアリスムのアーティストを彷彿とさせるような)によるものも勿論ありますが、プルードラがこの絵本では散文ではなく、詩で物語を語っていることも大きいでしょうか。ひとりの女性の哀しい生涯を歌ったこの絵本は、多くの人に薦めら...04Mar2019news日々の絵本