「BEBE QUI CHANTE」L. Xanrof E.Cottin楽譜の付いている歌の絵本が好きなので、買い付けのときも良く仕入れるのですけれど、こちらも可愛らしい絵本です。「BEBE QUI CHANTE」(歌う赤ちゃん)そんな風に直訳でタイトルを訳してしまうと少し硬くて変ですが、子どもの歌の絵本ですね。作曲はレオン・サンロフ、19世紀後半から20世紀はじめのパリ、モンマルトルで活躍した作曲家、戯曲家です。ムーラン・ルージュやシャ・ノワールがあり、ピカソ、サティ、アポリネールなど多くの芸術家たちが集まり、この時代の文化(所謂ベル・エポックですね)を作ったモンマルトル、このレオン・サンロフもそうした芸術家の一人です。現代シャンソンの母とも呼ばれるイヴェット・ギルベールの作曲家の一人として、知ってい...10Jul2018news日々の絵本
7月10日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はインゼル文庫の花の本、ジャムのレシピ本、リロ・フロムのドイツ語の絵本、オーピーコレクションの小さな本(エドマンド・エヴァンズのチャップ・ブックです)、ルドミラ・イジンツォヴァーが挿絵を書いたチェコの本など様々入っております。日本語の絵本もエリック・カールやせなけいこの珍しい絵本なども入荷しておりますので、是非ご覧ください。10Jul2018入荷情報
「<Das Leben ein Traum>Ernst Kreidolf 1863-1956」本日はエルンスト・クライドルフの絵本を多数更新しております。中でも珍しいのがこちらの「<Das Leben ein Traum>Ernst Kreidolf 1863-1956」という、1996年にスイス/ベルン美術館にて開催されたクライドルフの展覧会の図録(作品集)です。クライドルフの絵本作品の原画から、人物画のデッサン、油彩画、水彩の風景画、そして植物画など、この作家の様々な作品を見ることが出来る、充実の作品集です。この作品集のタイトルにもなっている「Das Leben ein Traum(人生は夢)」、これは中に掲載されている作品の題なのですが、その絵はクライドルフの絵本の作品にも通じる、不思議な魅力を持った絵です...09Jul2018news日々の絵本
7月9日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はエルンスト・クライドルフをまとめて入荷しております。中でも見ていただきたいのは、スイス/ベルン美術館で1996年に開催されたクライドルフの展覧会の図録/作品集です!クライドルフを好きな方も、これは見たことの無い方も多いのではないでしょうか?彼の絵本作品の絵だけに留まらず、人物画のデッサン、水彩の風景画など、クライドルフの様々な仕事を見ることが出来ます。おすすめです。クライドルフの本以外にも内田麟太郎さんの絵本エッセイ、グリム童話とともにドイツの街を巡る「グリム幻想紀行」など、面白い本入っております!ぜひご覧ください。09Jul2018入荷情報
「NOS ENFANTS」Anatole France M.B. Monvel本日、またフランス絵本をまとめて更新させて頂きました!今日の更新分にはアンドレ・エレ、ブーテ・ド・モンヴェル、バンジャマン・ラビエ、ブリュノフ、エッツェル書店のアルバムスタールなどの古い刷の絵本を多数更新しております。日本ではもとより、フランス本国でもなかなか見る機会の少ないものばかりですので、是非ご覧いただけたら嬉しいです。また、ただいま7月20日までの間に、当店オンラインストアで「フランスの絵本」とカテゴリー分けされている商品を含んだ上で、お買い物の合計金額が6000円以上のお客様には、アンティークフランス絵本の1ページをプレゼントさせて頂いております。こちらもどうぞご利用下さい。さて、こちらは以前にも紹介したことがございますが...05Jul2018news日々の絵本
7月5日新入荷商品本日の新入荷商品更新しました!本日はフランス絵本をまとめて更新しております。モンヴェル、エレ、ブリュノフ、ラビエ、エッツェル書店などのフランスのアンティーク絵本を更新しております。日本ではまず見られないような絵本を多く更新しておりますので、どうぞご覧ください。また、ただいま7月20日までの間に、当店オンラインストアで「フランスの絵本」とカテゴリー分けされている商品を含んだ上で、お買い物の合計金額が6000円以上のお客様には、アンティークフランス絵本の1ページをプレゼントさせて頂いております。こちらもどうぞご利用下さい。05Jul2018入荷情報
「COME AND HAVE FUN」Edith Thacher Hurd Clement Hurd小さな子に読み聞かせをするなら、リズミカルなものだと大人も読みやすいですね。以前、長新太さんの「ごろごろにゃーん」を独特の節をつけて読み聞かせしている方の映像を見たことがあるのですが、子どもの食い入るように絵本を見る眼差しが印象的でした。話は変わりますが、性質の違う生き物同士、その二匹だけでのかけあいは物語の成立においてとてもシンプルな、そして効果的な題材です。例えば「ウサギとカメ」や「かちかち山」などの昔話もそうですし、現代のベストセラー絵本「がまくんとかえるくん」や「だるまちゃん」シリーズなどもその類と言えるでしょうか。こういった要素が両方揃った絵本は、絵、言葉、音が響き合って、子どもたちを夢中にさせる力があるのだと思います。き...04Jul2018news日々の絵本
「Je lirai bientôt」Andre Helle「Je lirai bientôt」こちらはアンドレ・エレが表紙のイラストを描いた、読み方の教科書です。鹿島さんの展覧会の図録でも紹介されておりますが、表紙には、黒板の文字の前に立ち、それを眺める動物たちに向かって、子どもたちが「彼らには決して読めないけれど、僕たちはもうすぐ読めるんだから…」と、エレらしいユーモアを効かせた可愛らしいイラストが描かれています。教科書の中にはエレのイラストはなく、他の人が描いているのですが、こんな可愛らしい教科書で学べたら素敵ですよね。当店の在庫品は図録掲載のものより一学年上のもので、1936年版、イラストは全く同じですが、色合いは少し異なるように見えますね。印刷はリトグラフです。教科書なので状態はあ...03Jul2018news日々の絵本
7月3日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はアメリカの学習絵本のシリーズが3冊入荷しております。音、看板/標識、言葉、の3つがテーマになったもので、絵を描いている人が豪華です!アート・セイデン、J.P.ミラー、この二人は日本語でも翻訳されている絵本が出ていますね。他に面白いのはババールのヨガの絵本なども入っています。この絵本にはポスターも付いていて楽しいです。洋書絵本以外にも日本語の絵本も入荷しておりますので、ぜひご覧ください。03Jul2018入荷情報
「RIBAMBELLES」Nathalie Parainこの絵本はフランス絵本の世界展でも、そのチラシなどのトップのビジュアルイメージに使われていたので印象に残っている人も多いのではないでしょうか。展覧会でも大きく扱われていた作家の一人、ナタリー・パランの「RIBAMBELLES」です。ナタリー・パランはペール・カストールシリーズの中でも代表的な作家のひとりですが、日本語に翻訳されている本が殆どないのは、そのシリーズの初期には物語絵本よりも、この絵本のように子どもが遊べる絵本を中心に作っていたからでしょうか。紙を折ってハサミで切り、左右対称の絵を作って遊ぶ、工作遊びの絵本ですね。類似の絵本/本は幾らでもありそうですが、ナタリー・パランによって生み出される、見本として提示されるその絵柄は他...02Jul2018news日々の絵本
Firmin Bouisset / reliure / réparation昨年末にパリで買付けてきたFirmin Bouissetの本。すぐに当店のお客様にお見せしたくて、帰国した翌日の東中野のクリスマスマーケットへ持って行ったのですが、以前より当店をご利用くださっていた方に気に入って頂け、その場でお買い求めいただきました。とっても素敵な本なのですが、製本の状態はずいぶん劣化しており、雰囲気はあるものの少し寂しい見た目になっておりました。そこでその場でご相談させていただき、私の手で修復した後にお渡しすることになりました。自身の体調などもあり、半年ほどお待たせしてしまうことになってしまいましたが、先日無事にお客様の元へ生まれ変わった本をお届けすることができました。少しずつですが、こういった作業も日常的に行っ...02Jul2018news日々の絵本
7月2日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はレンナート・ヘルシング/ポール・ストロイエルのABCブック、「THE WALKABOUT ORCHESTRA」という、所謂ウォーリーを探せのような「探す」系の絵本、ベアトリーチェ・アレマーニャ、日本語の絵本ではバーナデット・ワッツが3冊。読み物では長田弘さんによる(絵は酒井駒子さん)絵本の紹介本「小さな本の大きな世界」、ウィリアム・ド・モーガン展図録、植物図譜の歴史、石井桃子創作集など、いろいろ入っております。是非ご覧ください。02Jul2018入荷情報