千海博美さんの作品をオンラインストアに更新しました。本日、千海博美さんの作品をオンラインストアにもup致しました。現在、当店で開催中の個展「未明の月」の作品たちです。千海さんはシナベニヤという版木にも使われる板に彩色をし描いていき、そこから彫りで模様などを刻み、作品を作っています。立体作品でもあり、平面の作品でもようでもある、独特で不思議なマチエールを持った作品です。どこの国、どの時代かもわからないような世界観は、題材とした小川未明の作品とも妖しく調和しています。小川未明の作品は青空文庫で全て読むことが出来ますので、千海さんの作品とともに、読んで、見て、楽しんでいただけたらと思います。以下、千海さんに寄せて頂いた、この個展の開催にあたってのステートメントも記載させて頂きます。個展「未...21Sep2023newsイベント
西淑さん2024年カレンダー予約受付中今年も西淑さんのカレンダーを取り扱わせて頂くことになりました。毎年楽しみにていらっしゃる方も多いかと思います。ある程度余裕を持った数を注文してはおりますが、ご予約はお早めにお願い致します。また、西さんよりご連絡を頂き、この西さん自身で制作されていたカレンダーは今回で一区切りとのことです。来年以降の制作は未定となるとことです。ご予約ページは配送希望用と、送料の掛からない店頭受け取り用をご用意しております。ご希望の方からご予約をお願い致します。西淑カレンダー2024 配送希望用西淑カレンダー2024 店頭受取希望用それではどうぞ宜しくお願い致します。13Sep2023news
エルサ・ベスコフのリトグラフ額装お申込状況エルサ・ベスコフのリトグラフ額装商品の受付期間は本日までとなっております。滅多に出ない商品ですので、ご希望の方はお見逃しの無いよう、お願い致します。現在の受付状況ですが、no.8no.9no.3no.10no.1については人気のため多数のお申し込みあったため抽選販売となります。また以下の絵柄については、まだ申し込みがない状況でございます。no.2no.4no.5抽選販売になった商品に当選した方は、他の抽選販売となった商品の抽選からは外れて頂きますが、抽選とならなかった商品については、そのままご購入頂けます。※現時点での受付状況による例:no.2 no.8 no.9にお申し込み後、抽選にてno.8に当選→no.9の抽選からは除外、no...31Aug2023news
千海博美個展 「未明の月」展示のおしらせです。千海博美 個展「未明の月」2023年9月14日(木)ー10月2日(月)12:00-18:00(最終日は16時まで)水曜日定休「童話作家・小川未明のお話をテーマにした作品を展示いたします。作中で都度描かれる青白い月夜、美しい言葉のなかにある寂しさや冷たさ、そういったものを絵にできたらと思っています。」Frobergueで千海博美さんの個展を開催いたします。2013年『小川未明童話集』の装画を担当したのが未明との初の出会いだという千海さん。それから10年の歳月を経て、変わっていく時代と変わらない未明の美しい言葉に向き合います。ぜひお越しください。【プロフィール】千海博美イラストレーター。桑沢デザイン研究所卒。版木に着...26Aug2023newsイベント
Elsa Beskow(エルサ・ベスコフ)「Blomsterfesten i täppan(リーサの庭の花まつり)額装 (1914年/リトグラフ)」いつも当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。この度当店では、エルサ・ベスコフの「Blomsterfesten i täppan(リーサの庭の花まつり)」1914年版リトグラフの、額装商品を販売いたします。今回は額装商品は14点ご用意があるのですが、そのうちの7点を店頭(先着順)にて販売し、残りの7点(+店頭販売期間に売れなかった商品)をオンラインストアにて抽選販売いたします。店頭での販売期間は今週末の8月26日(土曜日)、27日(日曜日)の2日間のみとなります。オンラインストアでの抽選販売受付期間は8月28日〜8月31日までとなります。店頭販売分は先着順で販売を致しますので、1日目の早い時間に全て完売してしまう可能性もございま...23Aug2023news
「Joggeli Soll ga Birli schuttle!」Lisa Wenger本日更新した「Joggeli Soll ga Birli schuttle!」の作者、Lisa Wenger(1868〜1941)はエルンスト・クライドルフと同郷のスイス/ベルン出身の画家、児童作家です。この絵本は、スイスのわらべうた「ヨッケリなしをとっといで」を絵本にしたものですね。このわらべうたは日本ではフェリクス・ホフマンの絵本が翻訳出版されておりますので、この絵本で知っている方も多いのではないでしょうか。ホフマンの作品は40年代に作られたものですが、Lisa Wengerのこちらの絵本は初版は1908年の出版ですので、ホフマンよりも大分古い作品ですね。Lisa Wengerは30年代にはスイスで一番読まれた絵本作家でもあった...13Aug2023news日々の絵本
8月の営業日のお知らせ大変申し訳ございません。各SNSなどではご案内していたのですが、HPの方では8月のお休みのご案内が出来ておりませんでした。こちらが8月の営業予定となります。バツ印の日はお休みです。その他の日は12時〜18時で営業いたします。定休日の水曜日に加えお盆周辺でイレギュラーにお休みがありますのでご注意下さい。どうぞ宜しくお願い致します。13Aug2023news
『Hochzeit im Walde』1921年版 リトグラフ/額装本日はドイツの絵本作家エルゼ・ヴェンツ・ヴィエトールの額装商品をオンラインストアに更新しました。『Hochzeit im Walde』の1921年(恐らく初版)のもので、印刷はリトグラフで刷られています。お話はドイツの児童文学作家、詩人のAdolf Holstによるものですね。複雑な筋は特に無いのですが、タイトルの通り『Hochzeit im Walde』(森の結婚式)ある虫の結婚式の一日が、短い韻文で綴られています。大まかにですけれどあらすじを…。きのこの王様が、これから開催される結婚式を祝福します今日はこの二匹の結婚式近くから、遠くから招待客がやってきます妖精は、蝶(蛾?)にのって船に乗ってくるものもいます勿論音楽と行進もありま...06Aug2023news日々の絵本
「A Cat Can't Count」Blossom Budney William Wondriskaグラフィックデザイナーが出した絵本って結構ありますけれど、実は、結構自分はこのジャンルに対して懐疑的な気持ちがあり、厳しい目で見てしまうのですが、アメリカのグラフィックデザイナーWilliam Wondriska(ウィリアム・ワンドリスカ)の絵本はいつも楽しくて、好きです。すごい、好きですね。この『A cat can’t count』(Blossom Budney×William Wondriska)もとても良いですね。なかなか見ない珍しい絵本なので、お値段は結構してしまうのですが、イラストも内容も素晴らしい。単純な数字の絵本とは違って、数の概念とは、数えることとは、測定することとは?ということを優しく問いかけ、考えさせてくれる絵本...20Jul2023news日々の絵本
「CINDERELLA」(1939年)Leonard Weisgard日本語にも多くの作品が翻訳され、愛されているレナード・ワイスガード。その最初期の作品『CINDERELLA』を先日、オンラインストアに出しております。絵本作家としてのデビューは37年の『Suki, the Siamese Pussy』だと思うので、この1939年出版のシンデレラは恐らく2作目か3作目ですね。(この本の中のコピーライト表記は38年なのですが、ワイスガードの公式HPのビブリオグラフィーページには39年と記されているため39年としました)現代の作家と組んで絵本を作っている印象が強いので、こうした古典童話の絵本を作っているのはちょっと意外な感もありますね。絵柄も、やはりワイスガードだなと言う部分もあれば、自分の良く知っている...29Jun2023news日々の絵本Blog
『ASK ME QUESTION』Tomi Ungerer皆さん御存知のトミー・ウンゲラー。日本でもとても人気の作家なのですが(もちろん自分も大好きです!)未翻訳の本も多いんですよね。未翻訳の本が多いと言っても、その多くはウンゲラーのもう一つの側面、グロテスク/エロティックな作品が中心なのだと、自分は思っていて、ウンゲラーの子ども向けの作品は、もうほとんどが翻訳されているのかな、と思っていたのですが…、いやいや、まだありました。この『ASK ME QUESTION』(1968年/HARPER & ROW)です。各ページには『?』が隠れたイラストと、子どもが発するような、ちょっと変な問いかけ。その質問は、ナンセンスのような、イノセントのような…。でも、そうした空気を模した、ウンゲラー...02Jun2023news日々の絵本
アンブロシウス・フェアリー、オンラインストアでの販売を開始しました!2023年春のアンブロシウスフェアリー、本日よりオンラインストアでの販売が始まりました。すでに店頭では沢山の方に見ていただいておりますが、是非この機会に遠方の方にもご覧いただければと思います。春の花や小さな虫たちの可愛いフェルトのお人形、お部屋に飾ったり、贈り物に添えたり、様々なシーンでお楽しみください。なお、フェアリーのみの発送は送料(200円)を別途いただきますことご了承ください。当店の古書と合わせて購入の場合には6,000円以上で送料無料も適用されますので、是非合わせてご覧ください。10May2023news入荷情報