9月21日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!先日お伝えしましたように、木曜日は絵本以外の本を更新しております!本日はイェイツ、須賀敦子などの文庫本や、ノーベル賞受賞者、パトリック・モディアノの小説や現代ロシア文学の鬼才、ヴィクトル・ペレーヴィンの「恐怖の兜」、ジャン・デュビュッフェの評伝や、珍しい本では多田智満子さんの歌集「遊星の人」なども入っております。また先日紹介し、すぐに売り切れてしまった「ロスチャイルドのバイオリン」が早速再入荷しておりますので、気になっていた方は是非ご覧ください。21Sep2017入荷情報
「ロスチャイルドのバイオリン」アントン・P・チェーホフ イリーナ・ザトゥロフスカヤアントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ、このロシアの作家の名前を聞くと、私はいつも胸が締め付けられるような、でもその奥が暖かくなるような不思議な感覚を覚えるのは、彼の幾つもの、いいえ、数多くの素晴らしい短篇が私の中の何処かにあって、その物語たちの感触を呼び覚ますからなのかもしれません。この「ロスチャイルドのバイオリン」と名付けられたチェーホフの短篇に絵を付けて素晴らしい一冊の本にした画家の名前は、イリーナ・ザトゥロフスカヤ。80年代頃から活動を始め、個展は世界各国で開催され人気を集めました。95年の展覧会の際には、あのユーリー・ノルシュテイン(きりのなかのはりねずみetc.)がイリーナのドキュメンタリーフィルムを制作しました。このもの...19Sep2017news日々の絵本
9月19日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日もオーピー・コレクション数冊入っております。他にもハンガリー絵本やフェリクス・ホフマンの絵本、安野光雅さん、バーン・ジョーンズの本、宮澤賢治の絵本など色々と入っております。是非ご覧ください。19Sep2017入荷情報
「ビルのふうせんりょこう」ライナー・チムニク本日はライナー・チムニクのドイツ語の絵本と画集が入荷してきましたが、当店にはチムニクの日本語に翻訳された絵本「ビルのふうせんりょこう」なども在庫がございます。この絵本は、空を飛びたがっている少年ビルが、なんやかんやの末、風船で空へ飛んで行ってしまうというお話です。空を飛べて大喜びのジムとは裏腹に、地上では両親や警察がジムを助けるために大慌てで大奔走、色々と手を尽くすのですが、ビルは気侭にふうせんりょこう…。チムニクお話はいつも、子どもの夢というような、素直でピュアな願いをその物語のそこここで叶えてやっているような気がします。風船で旅行したい、地面に降りないで高いところで暮らしたい、動物と友だちになりたい、挙げるとキリがないのですけど...15Sep2017news日々の絵本
9月15日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はライナー・チムニクのドイツ語絵本、画集をはじめ、アーサー・ガイサート、1970年代のかがくのとも(安野光雅さんなど)、国際アンデルセン大賞名作全集の13-16巻(ここでしか読めないものばかりです!)など珍しい本が色々と入っております。どうぞご覧ください。15Sep2017入荷情報
「Lean to Draw」John Lurieジム・ジャームッシュの新作「パターソン」はまだ見ていないのですけれど、見に行った人は皆良かったよ、と言うので見に行きたいなあと思いつつ、今日紹介する本は、そのジャームッシュともつながりの深い、ジョン・ルーリーのドローイング集「Learn to Draw」です。世代が違うので全てリアルタイムではないのですが、ストレンジャー・ザン・パラダイスを見たのよりも、ラウンジ・リザーズを聞いたときのほうが早かったと思います(ジョン・ゾーン関係を10代の頃にまとめて聞いてたので…)。それでもジョン・ルーリーはジャームッシュの映画の人(ストレンジャー〜よりFishing with Johnのイメージのほうが強いという不真面目なジョン・ルーリー観なので...14Sep2017news日々の絵本
「Malovany svet」Jiri Havel Karel Franta色鉛筆の柵につかまって小鳥を眺めている猫、そんな可愛らしい絵が描かれた表紙のこのチェコの絵本はイジー・ハヴェルとカレル・フランタの絵本「Malovany svet」です。イジー・ハヴェルの詩にカレル・フランタが絵を描いたものなのですが、カレル・フランタの絵本の中でもこちらは特に素晴らしい絵本です。同じチェコのアーティスト、ヤン・クドゥラーチェクや、イジー・トルンカを思わせる部分もあるのですが、この絵本ではフランタ独自の表現が華麗に花開いているようです。抽象画のような絵から子どものファンタジー、そしてリアリズムの絵まで(特にこのリアリズムよりの絵が素晴らしいです!カレル橋を描いたと思われる見開きのページは是非手に取って見て頂きたいです...12Sep2017news日々の絵本
9月12日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日も昨日に引き続きオーピー・コレクションの絵本を更新しております。中にはレスリー・ブルックのものなどもございます!他にもカレル・フランタのチェコ絵本や茂田井武さん「パリーノコドモ」(復刻版)、ささめやゆきさんの希少絵本(テントの旅人)のロシア語版。他にも駒井哲郎の画集や、カフカの本、藤枝静男、井伏鱒二など、色々と入っておりますので是非ご覧ください。12Sep2017入荷情報
「The April’s Baby Book of Tunes」Kate Greenawayこのケイト・グリーナウェイの絵本「The April’s Baby Book of Tunes」は彼女が最後に作った絵本なんです。1900年に出版された絵本で、彼女はこの翌年に亡くなっています。この本の挿絵を描いているときにも既に体調を崩していたそうです。お話はグリーナウェイが手掛けたものではないのですが、三人の女の子を持つ母親が大雪の晩に、外に出られずに退屈がる子どもたちを楽しませてやろうと、よく知られた童謡のうたをつくる、というお話ですね。そのうたというのは、マザーグースのことで、今回する紹介するこの本はほるぷ出版より出された復刻版のシリーズのひとつ「オーピー・コレクション 2 マザーグースの世界」(全27冊)の一冊なんです。以...11Sep2017news日々の絵本
9月11日新入荷商品本日の新入荷商品更新しました!本日はほるぷ出版による復刻版シリーズのオーピー・コレクション 2 マザーグースの世界を数冊更新しました!このほるぷ出版の復刻版シリーズの中でもこのシリーズが一番出回っている数が少ないシリーズだと思います。ケイト・グリーナウェイのものなどもありますので是非ご覧ください。他にもtara booksの「夜の木」や、佐野美津男の児童書、ベン・シャーン展図録などもはいっておりますので、どうぞご覧ください。11Sep2017入荷情報
「Pablo Picasso Plakate 1923-1973」このペーパーバックの小さな本、判型は小さいのですが600ページを越える分厚さで、だからタイトルを見なければ読み応えのある長編小説とも思える本なのですが、実はこれはピカソの作品集なんです。ペーパーバックの作品集なんてちょっと変わっていて、でも何だかオシャレですよね。この「Pablo Picasso Plakate 1923-1973」は1923〜73年の間に開催されたピカソの展覧会のポスターを集めた本で、最初のセレクトされた60点はフルカラーで掲載され、その後は年代順にピカソが自ら手がけたポスター、そして次に自身では手掛けていない、ギャラリーや美術館が制作したポスターが並んでいます。20世紀最大の画家と言っても良いピカソ程の画家ですと...08Sep2017news日々の絵本
9月8日新入荷商品本日の新入荷商品更新しました!本日はレイク・カーロイの絵本やスロヴェニアの画家Jože Ciuhaの手掛けた絵本(チェコ語)、モンヴェルのペーパーバックの絵本が2冊、エリュアールとジャクリーヌ・デュエームの絵本など、美しく可愛い洋書絵本が色々と入っております。日本語の絵本でも司修さんの「かわとかくれんぼ」(こどものとも)など珍しい絵本も入っておりますの是非ご覧ください。08Sep2017入荷情報