10月20日新入荷商品本日の新入荷商品のお知らせです。今日は、出版社が倒産してしまったため最近ではあまり見なくなり、手に入れづらくなってしまったベアトリーチェ・アレマーニャの「ガラスのジゼル」が入っております!とても美しい絵本ですので、お探しだった方はお早めにどうぞ。他にも「ハンス・フィッシャーの世界」小さな絵本美術館「こびと村の川がたいへん」ゲルダ・ミューラー「こびと村のカエルじけん」ゲルダ・ミューラー「はるなつあきふゆ」ジャニナ・ドマンスカ「ねこのぜいむしょ」小沢良吉「ねこのレストラン」小沢良吉読み物では「蹴り損の棘もうけ」サミュエル・ベケット「姉アンナ・・・」マルグリット・ユルスナールなども入っています。それではどうぞ宜しくお願い致します。20Oct2016入荷情報
「Het Grote Lijster boek」Annie M.G.Schmidt Fiep Westendorp etc昨日のディック・ブルーナに続き、今日もオランダの絵本を。オランダの絵本作家と言っても、すぐにはイメージが浮かばないかもしれませんが、ブルーナに続いてオランダの児童文学を代表する作家としては、マックス・ベルジュイス(2004年国際アンデルセン賞画家賞)やアニー・M・G・シュミット(1988年国際アンデルセン賞作家賞)が挙げられると思います。今日はそのアニー・M・G・シュミットの本で、こちらはいろいろな絵本作家によって描かれたシュミットの作のお話が一冊の中にまとまって入っています。シュミットのお話と言えば日本ではフィープ・ヴェステンドルプが絵を手掛けている「イップとヤネケ」が一番親しまれているでしょうか。この本の中にはその「イップとヤネ...19Oct2016news日々の絵本
Dick Bruna, His Picture Books本日はミッフィーで親しまれているディック・ブルーナの絵本の英語版が20冊ほどまとめて入ってきました。どれも1970年代に出版されたものです。皆さん一度は手にしたこともあるかと思います、小さな正方形の判型にわずか6色と線、そして簡潔な文章だけで作られたディック・ブルーナの絵本は世界中の子どもたちに愛され、広く読まれています。その絵本は勿論子どもたちのものだと思いますけれど、そのデザイン性の高さから大人の方でも改めて集めて持っている方も多いのではないでしょうか。今回入荷した分はミッフィー(うさこちゃん)シリーズやスナッフィー(くんくん)シリーズのものから「〜できるよ」シリーズ、そして白雪姫など、日本でもお馴染みのもの未翻訳のもの、既に絶...18Oct2016news日々の絵本入荷情報
2016年10月17日新入荷商品本日の新入荷商品の更新分では洋書絵本入っています!「Die Glocke von grunem Erz」Otfried Preußler(プロイスラー) Herbert Holzingクラバートのプロイスラー、ホルツィングのコンビの絵本です。日本でも「みどり色のつりがね」のタイトルで出版されておりましたが、もう長らく絶版で手に入りにくい本になってしまっています。他にも以前紹介したことのあるリロ・フロムの「THE BLUE LAMP」LILO FROMMやその他にもエルマーシリーズでおなじみのデビッド・マッキーの絵本「EIN BAUER UND VIELE RAUBER」DAVID McKEE他にも「まどのそとのそのまたむこう」モーリ...17Oct2016入荷情報
「HAJNALFIA」RUSZNYAK ERZSEBET今年買い付けてきた分でまだ更新できていないチェコ/ハンガリー/オーストリアの絵本のまとまりがまだあるのですが、随分と遅れてしまっていて、申し訳ございません。現在upしてある分にもまだ、良い本が沢山ありますので見て頂けたらうれしいです。今日はその中から「HAJNALFIA」RUSZNYAK ERZSEBETを。ハンガリーで1964年に出版された絵本で、絵を描いているRUSZNYAK ERZSEBETもブダペストの出身の画家です。タイトルは「朝の息子」という意味で、副題も「ハンガリーの民話」となっており、幾つものお話が収められています。細かいお話の内容はわからないのですけれど、豚飼いのお話、七頭のドラゴンと戦うお話、妖精の王女、邪悪な魔...17Oct2016news日々の絵本
「An Old-Fashioned ABC Book」JESSIE WILLCOX SMITH(1863-1935)こちらは昨日入荷しましたJESSIE WILLCOX SMITH(ジェシー・ウィルコックス・スミス 1863-1935)の「An Old-Fashioned ABC Book」です。ABCブックは個人的に好きなのか、気付けば何度も紹介してしまっていますね…。ジェシー・ウィルコックス・スミスはアメリカのイラストレーターで、児童書の挿絵も多く手掛けています。このABCブックも見て頂ければ、その感じもわかるかと思います。1ページごとにそのままポスターにでもなってしまうような、完成された絵を描いています。そして、何処か懐かしい絵なんですね。それぞれのアルファベットは装飾文字で飾られ、そしてそれぞれに短い詩が付けられています。詩はその文字か...14Oct2016news日々の絵本
「Le Nuage Bleu」TOMI UNGERER今日はトミー・ウンゲラーの絵本「LE NUAGE BLEU(あおいくも)」をご紹介します。さっそくお話を。いつもの紹介と違い、あらすじをほとんど全部書いてしまいますので、お話の内容を事前に知りたくない方は、飛ばして読んで頂ければと思います。空の上に小さな青い雲がいました。彼は月と友達で、気ままに幸せに暮らしていました。他の雲が雨を降らせてもしらんぷり、嵐の雲が雷を鳴らしてもふわふわと。彼はなんでもその青色に染めてしまいます。凧も、鳥も、飛行機だって。彼は雨を降らせないのでだんだんと大きくなっていました。そして世界中を見て回ろうと旅に出ます。彼が通った後の山のてっぺんは青く染まり、ビルの頂上も真っ青になります。この青い雲は新聞やテレビ...13Oct2016news日々の絵本Blog
10月13日新入荷商品本日も新入荷商品入っております。今日は洋書絵本が色々と入っています。「LE NUAGE BLEU」TOMI UNGERER(トミー・ウンゲラー)「DER MONDEMANN」TOMI UNGERER「An Old-Fashioned ABC Book」ELIZABETH ALLEN ASHTON JESSIE WILLCOX SMITH「The Elephant and the Bad Baby」Elfrida Vipont Raymond Briggs他にもレオ・レオニ、クレメント・ハード、酒井駒子なども入っています。読み物では洋書ですがヴァージニア・ウルフのペーパーバックが2冊、メルロー・ポンティ、平出隆なども入っております。「...13Oct2016入荷情報
「10月はハロウィーンの月」ジョン・アップダイク ナンシー・エコーム・バーカートこちらは当店ではいつもお薦めさせて頂いている作家、ナンシー・エコーム・バーカートの「10月はハロウィーンの月」です。この絵本は詩をジョン・アップダイクが書いています。ナンシー・エコーム・バーカートよりジョン・アップダイクの方が随分と有名だと思うのですが、もしかしたら当店のサイトやinstagramも見て頂いている方々の中ではそうではないかもしれません・・。20世紀後半のアメリカ文学を代表するひとりと言っても過言ではないでしょう。そのアップダイクによる十二の月それぞれの詩に、バーカートによる絵が付けられ美しい絵本になっています。一月はこんなふうに始まっています。冬の日は みじかい。 太陽が 火花のようにまばらに 散らばっている闇と 闇...12Oct2016news日々の絵本
10月11日新入荷商品本日新入荷商品のお知らせです!本日は杉田豊さんの絵本の他、クドゥラーチェク、アーノルド・ローベル、パット・ハッチンス、松谷みよ子さんの署名絵本、そして読み物では野呂邦暢、平野甲賀、杉浦康平、杉本秀太郎、ビジュアル書ではフォートリエなどが入っております。「みんなげんきです」杉田豊「MISS SUZY'S EASTER SURPRISE」アーノルド・ローベル「かわせみとまほうのさかな」ヤン・クドゥラーチェク「まちんと」司修 松谷みよ子 署名本「たぬきのくるむら」中谷千代子 岸田衿子「僕の描き文字」平野甲賀「文字の美・文字の力」杉浦康平「新・大英図書館への招待」「夕暮の緑の光」野呂邦暢「だれか来ている」杉本秀太郎「ジャン・フォートリエ展 ...11Oct2016入荷情報
「みんなげんきです」杉田豊 Sugita Yutaka杉田豊さんはグラフィックデザイナーの分野としての活躍も素晴らしく海外での受賞歴も多数ありますが、絵本も幾つも出版されています。そんな杉田さんの今日入荷してきた絵本「みんなげんきです」をご紹介します。1985年に出版された絵本ですが、今では絶版になってしまっています。お話も絵も杉田さんが手掛けられており、穏やかな語り口と絵で優しい気持ちにさせてくれる絵本なんです。冒頭はこんな風に始まります。***おとうさんとおかあさんの花が さいていましたうちのこどもたち どうじているかしら おとうさんみんなたねのとき風にのって飛んでいったねきっとどこかでみんな わたしたちのように元気に咲いていますよねそのときいつも仲良しにしている風が 吹いてきて ...11Oct2016news日々の絵本
「夜、空をとぶ」ランダル・ジャレル モーリス・センダック長田弘さんによる編、訳の絵本シリーズ「詩人が贈る絵本」が幾つか入って来ましたので、その中から「夜、空をとぶ」を今日はご紹介します。作者はランダル・ジャレル、そしてモーリス・センダックの二人です。センダックについては説明は不要でしょう。当店でも度々紹介しておりますし、またセンダックの代表作「かいじゅうたちのいるところ」については当店のサイトのブログにて長い考察を書いて紹介したこともあります。もしご興味があれば読んでみて下さい。お話を書いたランダル・ジャレルはアメリカの詩人/作家ですね。ジャレルの日本語に翻訳されている作品は少なく、センダックが挿絵を描いている三冊の児童文学作品がその紹介の中心となっているのが現状でしょうか。その三冊のう...07Oct2016news日々の絵本