「ロサリンドとこじか」エルサ・ベスコフ Elsa Beskowエルサ・ベスコフの絵本は当店でも何冊か紹介していると思うのですが、昨日幾つかベスコフの絵本がまとめて入ってきましたので一冊紹介させて頂きます。こちらは「ロサリンドとこじか」です。ベスコフの作品の特徴のひとつである自然の美しさを感じられ、また、以前紹介したペーテルおじさんにも通じる、お金では交換できない信頼という価値についてのお話でもあります。ひとりの女の子が絵描きのおじさんに、自分のお話の絵を描いて欲しいと言うところからこのお話は始まります。その話しだすお話が「ロサリンドとこじか」なのです。ひょんなことから離れ離れになってしまったロサリンドとこじかが、様々な出来事の後再び出会い、絆を確認すると言ったお話ですね。美しい自然の中での動物...02Mar2016news日々の絵本
3月1日新入荷商品初めての出店準備で新入荷送品の更新が滞りがちになっておりまして申し訳ございません。商品はたくさん入荷しておりますので、来週には多めに更新できるかと思います。本日新入荷商品ではエルサ・ベスコフまとめて入っております。「エルサ・ベスコフのベビーブック」「おうじょさまのぼうけん」「ペーテルおじさん」「ちいさなちいさなおばあちゃん」他にも「あのこ」宇野亜喜良 今江祥智やペールカストールの「Noix de Coco cherche un ami」他には映画書まとめて入っております。「ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声」「ペドロ・コスタ 世界へのまなざし」「ATG映画を読む」「映画崩壊前夜」蓮實重彦「アッバス・キアロスタミ そして映画はつづく」他...01Mar2016入荷情報
「おふろ」出久根育 Dekune Ikuこちらは出久根育さんの絵本デビュー作「おふろ」です。先日のギャラリーハウスマヤ、そして巷房での個展も伺わせて頂きましたが、その感想はまた別に書こうと思っております。この「おふろ」は出久根さんのHPでの略歴では1994年となっておりますが、本書の奥付は1996年発行となっていますね。どちらが正しいのかちょっとわかりませんが、既にデビュー作である本書から影の表現などに現在の出久根さんの繊細な手の仕事にも通じる面を窺うことができます。ある男の子がひとりでお風呂へ入ると赤いネクタイの男の人が待っていて、湯船へ入るとジャングルの探検隊に捕まえられたり、石鹸に助けられたり、お風呂の入りすぎでしわしわになったおじいさんとおばあさんが現れたりと、お...01Mar2016news日々の絵本