2016.01

本日新入荷商品です。「ブレーメンの おんがくたい」フェリシダ・デ・ホルナ「旅　TRAVEL」ロバート・ルイス・スティーヴンソン　和田誠 など少し珍しい絵本入ってきています。他にも絵本多数、ムーミン展図録なども入荷しております。とても人気のあるガールズ洋雑誌「Lula 15」なども入っております。「薄井憲二バレエ・コレクション」（非売品）も入荷しております。こちらは一般流通しているものではないので、ちょっと珍しいですね。バレエに関する切手やアンティークプリントなどが多数掲載されております。ビジュアル書では「宇和島風景」正木博こちらは森山大道さんが序文を寄せております。「ポール・デルボー展　図録」なども入っております。どうぞよ...

こちらはドイツの古典漫画/絵本作品として名高いヴィルヘルム・ブッシュの作品3冊です。最初期の作品「マクスとモーリツのいたずら」の出版は1865年と「ふしぎの国のアリス」と同じ年に出版されています。「マクスとモーリツのいたずら」はふたりのいたずらっ子がひどい悪戯をたくさんして、その挙句には、自分たちがひどい目にあってしまうというお話ですが、いわゆる教訓話とは少し感触が違います。ブラックユーモアとアイロニー、そして子どもの好奇心が混ざった、一筋縄ではいかない作品ですね。日本での知名度はあまり高くないかもしれませんが、世界中で愛されている古典であり、ドイツでは彼の作品のから慣用句が幾つも出来たほど親しまれている作品です。日本語訳された文章...

こちらはヨゼフ・チャペックの「さあ、みんなおはなししよう」という本です。チャペック？と聞くとどうしてもカレル・チャペックと思ってしまいがちですが、こちらはカレル・チャペックのお兄さん、ヨゼフ・チャペックの単著です。弟のカレル・チャペックはロボットの語源となった「ロボット」という小説をはじめとした多くの小説、童話作品、エッセイなど、日本でも数多くの作品が翻訳されているチェコの国民的な作家ですが、その兄ヨゼフは画家として活動し、弟ヨゼフの作品の挿絵や装丁なども手掛け、兄弟の共著もありますね。ヨゼフ・チャペックの描くイラストは、カレル作品で多く目にしている方も居るかと思いますが、少ない線で人物を本当に楽しそうに描きながら、デザイン性の高さ...

本日新入荷商品ではいせひでこさんの絵本3作品「1000の風 1000のチェロ」「ルリユールおじさん」「あの路」斎藤隆夫さんの絵本2作品「カガカガ」「まほうつかいのでし」荒井良二さんのイラスト付きサイン本「バスのにって」など入っています。珍しいところでは「化粧する花」網中いづるこちらは一般書店には流通していない本ですね。「まほうつかいとねこ」いせひでこ「クーくんツーくんとタコとイカ」長新太このあたりは最近ではあまり見なくなってきている絵本でもあります。読み物では「シチュエーションズ」佐々木敦「親愛なるキティーたちへ」小林エリカ「マノエル・デ・オリヴェイラと現代ポルトガル映画」など入っております。どうぞよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます！本日より通常営業しております。年末年始には多くのお客様より買取りのご依頼を頂き、誠にありがとうございます。随時紹介していければと思います。買取りは常時受け付けておりますので、どうぞ当店サイト、買取りページよりお気軽にお問い合わせ下さい。大切な本を一冊一冊丁寧に査定させて頂きます。それでは今年一冊目の絵本ですが「だれかが ほしを みていた」新沢としひこ 詩/あべ弘士 絵 を紹介させて下さい。あべ弘士さんは、今では日本を代表する動物園のひとつである旭山動物園で飼育係として25年間勤務していました。その経験を活かして、今までに、動物の絵本を数多く出されています。あべ弘士さんの描く絵は細密描写では決してなく、...

本日新入荷商品では安野光雅さん「さよならさんかく」「きつねがひろったイソップものがたり 1・2」「壺の中」「赤いぼうし」など入っております。「赤いぼうし」は作者の野崎昭弘さんの署名入りです。他にも「ジャックとまめのき」武井武雄「もず」初山滋「くるみわりにんぎょう」堀内誠一など３人の巨匠の作品、「けとばしやまのいばりんぼ」「ねこのごんごん」の大道あやさんの作品も入っています。美術書では「潟と里山」石川直樹「さて、大山崎」山口晃読み物では「アジア映画の大衆的想像力」四方田犬彦「透明な人参　莫言珠玉集」莫言「序文つき序文集」ボルヘスなども入っております。それではどうぞよろしくお願いいたします。