もうすぐ4月ですね。
今年の復活祭はいつなのだろうと調べてみたら4月16日とのこと。まだもう少しありますが、今日は復活祭に因んだ本「DER OSTERHAS(復活祭のうさぎ)」です。
これもほるぷ出版の復刻シリーズベルリン・コレクションの中の一冊です。
初版は1850年のドイツ、ネルトリンゲン。当時、復活祭の際に子どもにプレゼントする絵本として作られたようです。
ゲオルク・シェーラーが詩を、フランツ・ポッツィが絵を描いています。
中に収められている幾つもの詩にそれぞれ絵が付けられ、その中巻頭を飾っているのが「DER OSTERHAS」なんですね。
復活祭の詩の他にも、キリスト教的な題材のものが幾つか、子どもへの戒めの詩や自然や風俗に関するもの、またドン・キホーテのものなど様々収められています。
復活祭は国や地方によって行事なども色々と違うようですが、フランスでは羽根の付いた鐘が空から卵を落とす(と言うことになっている)と聞いたことがあります…。なんだかシュールな光景ですね。
写真にも上げましたが、このベルリン・コレクションはそれぞれ同じデザインの函付きなのですが、この箱の装画は安野光雅さんが手掛けており、これもこのコレクションを手許に置く喜びのひとつとなっているかと思います。
是非オンラインストアでも御覧ください。
当店在庫はこちらです。
「DER OSTERHAS」Franz Pocci
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