「The Margaret Tarrant Story Book」Margaret Tarrant雨の季節ですね。部屋にこもって本を読むにはうってつけの季節ではないでしょうか。難しい小説も、不思議な世界へ連れて行ってくれる童話も、優しい気持ちになれる絵本も、雨音が聞こえる部屋の中で読まれることを待っている気がします。こちらは先日更新した、イギリスの絵本作家マーガレット・タラント(1888年〜1959年)の「The Margaret Tarrant Story Book」(1947年)です。子供のための絵本を描くとともに、妖精のポストカードのイラストレーターとしても活躍し、この絵に魅せられ、集めている方も多いのではないでしょうか。この絵本には幾つもの短いお話がされていて、お話自体は有名なお話はあまり収録されていないのですけれど、マ...10Jun2019news日々の絵本
6月10日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はトミー・ウンゲラー、ゲルハルト・ラール、ヴィルフリート・ブレヒャーの洋書絵本、そして日本語の絵本を多めに更新しております。ザ・キャビンカンパニーさんのサイン本、ウィーベリの「きつねとトムテ」、アニタ・ローベルの「わたしの庭のバラの花」、nakabanさん「つきのなみだ」などなど、ぜひご覧ください。10Jun2019入荷情報
「DEUTSCHE KUNST UND DEKORATION」本日の新着ではミルコ・ハナーク、ウォルター・クレインなどを更新しておりますが、本の紹介は昨日の続きのものをさせて下さい。こちらの2冊は「DEUTSCHE KUNST UND DEKORATION」の1927年2月号と1929年3月号です。直訳で「ドイツの芸術と装飾」という名前の雑誌ですね。純粋芸術と応用芸術の区別をしなかったユーゲントシュティールの理念を引き継ぐように、絵画、彫刻から建築、室内装飾そしてランプやブラシ、手鏡なども紹介されています。ドイツの、と言う名前を関してはいますが、紹介しているものはポスト印象派や、シャガール、マティスなどの作品も見られるので、ドイツ固有のものだけを紹介している訳ではないようですね。面白いのは、雑...07Jun2019news日々の絵本
6月7日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はミルコ・ハナーク、ウォルター・クレイン、デイジー・ムラースコヴァー、gwen le Gacの洋書絵本など、世界各国のものを様々更新しております。クレインのアルファベット・ブックは2冊のABC本が1冊になったもので、ちょっと珍しいですね。Gwen Le Gacの「BREIZH BAZAR」はフランス/ブルターニュ地方の文化を様々なイラストや写真で紹介したものですが、Gwen Le Gacが手掛けただけあってすごくオシャレな一冊に仕上がっています。他にも更新している本はございますので、ぜひご覧ください。07Jun2019入荷情報
「DIE NIBELUNGEN」Carl Otto Czeschka先日、目黒美術館の「世紀末ウィーンのグラフィック」に行ってきました。この展覧会は今週末の日曜日までですが、現在は国立新美術館では「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が8/5まで、東京都美術館では「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が7/10まで開催されており、現在東京ではクリムトを中心とした世紀末芸術/ユーゲントシュティール/ウィーン分離派の展覧会がとても充実していますね。もう幾つか行かれた方も多いのではないでしょうか?目黒美術館はまだ数回しか訪れたことがないのですが、いつもここの展示は素晴らしいなあと感じますね。今回の展覧会もコンパクトながら充実した内容で、なんと言いますか、いつもこの美術館の規模を充分に活かし...06Jun2019news日々の絵本
6月6日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はドイツ語圏のアール・ヌーヴォー、ユーゲントシュティール周辺の本を更新しております。ゲルラハ青少年叢書、クリムト、ユーゲントシュティールのデザイン本、ハインリヒ・フォーゲラー、当時の雑誌などなど、絵本は少ないのですが、面白い本多く更新しておりますので、ぜひご覧ください。06Jun2019入荷情報
「サティさんはかわりもの」M.T.アンダーソン 文 ペトラ・マザーズ 絵以前入荷したときにも紹介記事を書いたのですが、もう二年も前だったのでまた改めて。こちらは「サティさんはかわりもの」と言う絵本で、フランスの作曲家エリック・サティの生涯を絵本にしたものです。エリック・サティの音楽を言葉で言おうとすると、新しくて古く、悲しくも愉快、そんな、相反する言葉の組み合わせになってしまうのでどう言えば良いものか困ってしまいますね。このサティを描いた絵本「サティさんはかわりもの」でも、そんなサティの人生の持つ不思議な二面性が折々に語られています。一般的には生涯不遇な音楽家でしたが、友人には恵まれ、その芸術家仲間たちからは非常に評価されました。シャノワールでのエピソード、ヴァラドンとの恋、そしてバレエ・リュスでのコク...04Jun2019news日々の絵本
「SHAUN AND THE CART-HORSE」Charles Keeping先日、チャールズ・キーピングの「SHAUN AND THE CART-HORSE」1966年初版のものを更新しました。この絵本の日本語の翻訳版「となりのうまとおとこのこ」も一緒に更新しており、まだともに在庫はございます。一人の少年と、隣の家で飼っていた、仲良しの馬をめぐる短いお話ですね。飼い主が病気になってしまったために売られていったその馬を、何とか取り戻そうと、少年が町を駆け回り努力するのです。ちょっと怖いところがありつつも、ハッピーエンドで終わる素敵なお話ですけれど、何よりもこのキーピングの描く絵が、この絵本を他の絵本とは全く違った魅力を持つ一冊にしています。不思議な線、極彩色の色彩。それをサイケデリック、と言う事も出来そうです...03Jun2019news日々の絵本
6月3日新入荷商品本日の新入荷商品を更新しました!本日はディック・ブルーナのクリスマスの本のイギリス版初版(状態良いです!)、マーガレット・タラントの絵本他、日本語の絵本、洋書の絵本、色々と更新しております!ぜひご覧ください。03Jun2019入荷情報