「森のおひめさま」ジビュレ・フォン・オルファース Sibylle von Olfersこのオルファース「森のおひめさま」など、緑や植物やお花の本や絵本を中心に明日は持って行きますね。明日から三日間、当店は東中野On Flowersのイベントに出店させて頂きます。初めての都内での出店なのでとても楽しみです。この「森のおひめさま」は以前に紹介させて頂いた「ねっこぼっこ」と同じジビュレ・フォン・オルファースの絵本です。森のおひめさまが森のなかで自然や動物たちと触れ合い、遊ぶ様子が詩のような短い言葉とともにオルファースの筆で描かれています。どの絵も木の実や果実で彩られた装飾窓の中に描かれていて、森のおひめさまの美しい世界を、まるでゾートロープを覗いているかのように不思議と懐かしい気持ちで見ることが出来ます。クライドルフやベス...08Sep2016news日々の絵本
9月8日新入荷商品今日の新入荷商品のお知らせです。本日は洋書絵本が入っております。以前に紹介したこともある作家、Sita Juckerの「ANGUS」をはじめに「THE ABC BUNNY」ワンダ・ガアグ「a la campagne」アラン・グレ「What do you do, dear?」モーリス・センダックなどなど、他にも日本語の絵本も、イワン・ガンチェフ、渡邉良重、バーナデット・ワッツなどいろいろと入っておりますが、武井武雄さんの1000部限定本「武井武雄童画集」なども入ってきました。少し高価な本ですが、本の作りも含めて美しい本ですのでお薦めです。読み物も「時のしずく」中井久夫「白の消息 骨董から北園克衛まで」山口信博「Supplemento ...08Sep2016入荷情報
「いたずらもの」ハンス・フィッシャー Hans Fischer日本でも、以前から愛されている絵本作家ハンス・フィッシャーですが、こちらの「いたずらもの」はわりと最近になって日本語翻訳が出版されたものですね。2009年に小さな絵本美術館から出版されたもので、ISBNの記載もないので一般の書店での流通はされていないのかもしれません。やはりフィッシャーの絵本の魅力はこの踊るような線ではないでしょうか。この線によって描かれる登場人物の生き生きとした動きは愉しく、そしてもうひとつ「ブレーメンのおんがくたい」でも見ることが出来ますが、夜の暗闇の表現がちょっとすごいです。これは是非絵本の中で見て頂きたいです。お話はグリム童話からですが、ガラの悪い(笑)雄鶏と雌鶏が回りを巻き込んで大暴れする話、といったらひど...07Sep2016news日々の絵本
On Flowers 11th Anniversary先日もお知らせさせて頂きましたが、今週末の金曜日9日から日曜日11日まで、東中野のお花屋さんOn Flowersさんの11週年記念のイベントに出店させて頂きます。三日間とも、私たちも店頭におりますので遊びに来て頂けると嬉しいです。今回のイベントのテーマ「Green」にあわせた本を中心に面白い本、珍しい本など、持って行きますね。イベントの時以外は実際にお客様とお会い出来る機会がないので、私たちもとても楽しみにしております。どうぞ宜しくお願い致します。06Sep2016newsイベント
「adelaide」Tomi Ungerer 「STUART LITTLE」E.B.WHITE GARTH WILLIAMS本日は児童書のペーパーバックが2冊入ってきました。「STUART LITTLE」GARTH WILLIAMS(ガース・ウィリアムズ)と「adelaide」TOMI UNGERER(トミー・ウンゲラー)の2冊です。両方共に日本語翻訳版も出ているのですが、こちらは英語版とフランス語版です。スチュアート・リトルは映画化されているのでその印象が強いかもしれませんが、原作の絵を手掛けているのは日本でも人気の絵本作家ガース・ウィリアムズ、100ページと少しある本のほとんど毎ページに挿絵を描いています。絵の雰囲気も少し違って面白いです。もう一冊のウンゲラーの絵本は「アデレード そらとぶカンガルーのおはなし」として日本語版が出ております。翼をもった...06Sep2016news日々の絵本
9月6日新入荷商品本日の新入荷商品のお知らせです。今日も多様な本が入っています!ますは洋書絵本「Said Solomon Sadly」Peggy Blakeley Maria Girbardt「STUART LITTLE」E.B.WHITE GARTH WILLIAMS(ガース・ウィリアムズ)「adelaide」Tomi Ungerer(トミー・ウンゲラー)翻訳絵本では「どこでもない場所」セーラ・L・トムソン 文 ロブ・ゴンサルヴェス 絵「終わらない夜」セーラ・L・トムソン 文 ロブ・ゴンサルヴェス 絵「1999年6月29日」デイヴィッド・ウィーズナー「ギルガメッシュ王のものがたり」ルドミラ・ゼーマン「ねこのせんちょう」マドレーヌ・フロイドなどが入っ...06Sep2016入荷情報
9月5日新入荷商品本日も新入荷商品入っております!まずは読み物から。「ベケット巡礼」堀真理子「蜂飼耳 詩集」「ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声」文庫本で「アガサ・クリスチィ短編全集」というものも入ってきました。アガサ・クリスティーはあまり当店の色とと合った作家だとは思っていないのですが、、、少し古い版で装丁も可愛らしくオシャレで、クリスティーではなくクリスチィとなっているのも良いなぁと、ついつい仕入れてしまいました!良かったら見てください。さて絵本では今日はアーノルド・ローベルの絵本などをはじめ、色々入っております。「HOW THE ROOSTER SAVED THE DAY」ARNORD LOBEL ANITA LOBEL「ぐるんぐるんつむじかぜ」...05Sep2016入荷情報
「うできき四人きょうだい」フェリクス・ホフマン Felix Hoffmann当店のお客様の中にもファンの多いフェリクス・ホフマンの絵本「うできき四人きょうだい」を紹介させてください。グリムのお話なのですが、あまり耳にしたことがない題名のような気もしたのですが、バーナデット・ワッツもこのお話の絵本を描いており、当店にも現在在庫がありました!読んでみるとこちらのお話は何だかあんまりグリム童話らしくないといいますか、竜が出てきたりもするのでファンタジーの感触があり、そういう意味では「わかりやすい」お話かもしれません。ある四人兄弟が四年間修練を積み、それぞれに特別な技能を身に着け、また帰ってきます。盗むこと、見ること、縫うこと、打つこと。それぞれに力をつけた四人兄弟のもとへ、お姫さまが竜にさらわれた、との知らせが届...05Sep2016news日々の絵本
「からーぶっくふろーら なんだったかな(1967年初版)」長新太 今江祥智本日は長新太さんの珍しい絵本が入荷しました!「からーぶっくふろーら なんだったかな(1967年初版)」です。お話を作っているのは今江祥智さんですね。この絵本は何度も形を変えて復刊されているので読んだことのある方も多いのではないでしょうか。当店は特段「初版」といったものに大きな価値を置いている古本屋ではないのですが、こちらの絵本は復刊の際に長新太さんが描き直しをされているので、現在流通版とはかなり違っており、その点でも貴重かと思います。写真の上のものが「からーぶっくふろーら版」で、下のものが復刊版ですね。文字レイアウトなどもかなり変わっていて、からーぶっくふろーら版がかなり大胆なデザインだったのにも目を引かれますね。後年になるに連れて...02Sep2016news日々の絵本
9月2日新入荷商品本日の新入荷商品のお知らせです。今日は長新太さんの珍しい絵本が入ってきました!「からーぶっくふろーら なんだったかな(1967年初版)」今江祥智 長新太こちらの本は何度か形を変えて復刊されているのですが、この度入荷したものは、元々のからーぶっくふろーら版のしかも初版です。こちらの「からーぶっくふろーら」のシリーズは一般書店流通はしていなかった(完全注文販売)こともあり珍しい絵本なんですね。60年代の長新太さんの初版本は全体的に手に入れるのが難しいですので、ファンのかたは是非この機会に如何でしょうか?他にも絵本では「赤ずきん(大型絵本版)」バーナデット・ワッツ「Jak Krtek cestoval」ズデネック・ミレル(チェコ語版)「く...02Sep2016入荷情報
「現代のイラストレーション」横尾忠則編本日は絵本ではなくてイラストレーションの本を。こちらは横尾忠則さん編による「復刻 現代のイラストレーション」です。モーリス・センダック、トミー・ウンゲラー、ジャクリーヌ・デュエーム、アンドレ・フランソワなど、当店でも馴染みのある作家さんの作品も紹介されておりますが、本書では日本では余り知られていない作家も多く掲載されているので、この本を見ながら、新たな好みの作家を探すの良いかもしれません。また日本語テキストでは田中一光さん、亀倉雄策さん、永井一正さん、粟津潔さん、高橋睦郎さん、和田誠さん、宇野亜喜良さんなど、錚々たるメンバーがイラストレーションに関する読みごたえのある論考を寄せています。中のレイアウトも面白い作りになっているので、眺...01Sep2016news日々の絵本
On Flowers 11th Anniversary 9/9fri-9/11sun嬉しいお知らせです。この度9月にOn Flowersさんのイベントに出店させていただくことになりました。東中野にあるお花屋さんOn Flowersさんが9/9に11周年を迎えられ、その記念イベントに当店の本を置かせていただけることになりました。On FlowersさんはJR中央線の東中野駅からすぐのところにある小さなお花屋さんで、古くからの友人でもあります。お母様と二人で経営され、たくさんの方に愛されている素敵なお店です。お店は今年で11年目と大先輩でもあるお二人が嬉しいことに当店に声をかけてくださいました。いつもはネットでしか本をご紹介できない当店にとっては、直接手に取っていただける貴重な機会となります。3日間開催されますので、お...01Sep2016newsイベント