昨日更新しましたハンガリー絵本の中から本日はWURTZ ADAM(ヴュルツ・アダム)をご紹介します。
ヴュルツ・アダムはハンガリー、ブダペストのイラストレーター絵本作家で、国内外で数々の賞を受賞しており1971年にはブラティスラヴァ世界絵本原画展で受賞(plaque)もしております。
今回はヴュルツ・アダムの絵本は5冊買ってきたのですが、その中で今日ご紹介したいのがヴュルツ・アダムによるマザー・グースの絵本(ハンガリー語タイトル「Ludanyo mesei」)です。色々な作家さんのマザーグース絵本はこれまでも度々紹介してきましたが、その度にマザーグース絵本はその作家さんの仕事の中でも一番の出来なのではないかと思うほどの出来栄えと感じていました。
それはこのヴュルツ・アダムも例外ではなく、素晴らしい仕事を見せてくれています。コラージュなど多彩な技法を使って表現されたマザーグースは楽しく美しく、そのセンスの良さには息をのんでしまいます。
マザーグースの絵本を作る際には西洋圏の作家さんは何か特別な思い入れをもって仕事をなさるのでしょうか。
それともただ単に、あまりに多くの作家さんが手掛けているために、その中で自分の色をなんとか苦心して出そうとして、このような結果、素晴らしいマザーグース絵本が多く世にでていることになっているだけでしょうか。
とにかくそんな素晴らしいマザーグース絵本の中にはこのヴュルツ・アダムのマザーグースも勿論入っています。
当店在庫はこちらです「Ludanyo mesei」
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