Mary Norton

こちらはイギリスの児童文学作家、メアリー・ノートンの2冊です。

「床下の小人たち」はジブリでアニメにもなっていますが(「借りぐらしのアリエッティ」)、アニメになる以前から大変有名な児童文学作品だったので、お好きな方も多いかと思います。

こちらの2冊の片方はポーランド語版で、ノートンのデビュー作である「 The Magic Bed Knob」(「魔法のベッド南の島へ」)とその続編「Bonfires and Broomsticks」(魔法のベッド過去の国へ)が1冊にまとまったものですね。

(日本語版でもこの2冊が1冊にまとまったものは「空とぶベッドと魔法のほうきき」のタイトルで出ています)

絵を描いているのは20世紀ポーランド絵本の世界を代表する作家のひとりJan Marcin Szancerです。

この画家については以前紹介しておりますので、詳しくは過去の記事をご参照頂ければと思います。(こちらです)


日本語版の方は続編の「魔法のベッド過去の島へ」で、こちらは絵は赤坂三好が描いています。また、装丁が箱入りで窓が開いたデザインになっているのですが、このデザインは堀内誠一が手掛けていて、豪華な組み合わせです。

この本は1968年発行の初版本で、もう随分と前から絶版になっている本です。

自分の好きな作品を、色々な画家の挿絵で見ることができるのは、とても楽しいことだと思います。

メアリー・ノートン作品がお好きな方、是非いかがでしょうか?

オンライストアのほうでもどうぞご覧下さい。


当店のメアリー・ノートンの本はこちらです。

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