「ANCIENT & MODERN DOLLS」「An illustrated History of Toys」「Berchtesgadener Volkskunst」

本日の更新では絵本に加えて、人形、玩具、民芸の洋書の本を幾つか更新いたしました。

現在、目黒区美術館では「あそぶひと 人形とこどもの暮らし」展が開催されているとのことで、こちらの展覧会に既に行かれた方や、これから行こうかと興味を持っている方に、どうかなと、入荷していながらオンラインストアに上げていなかったこのあたりのジャンルの本を少し更新させて頂きました。

ただ、1928年に出版された「ANCIENT & MODERN DOLLS」Gwen Whiteはやや高価だったのですが、オンラインストアに上げた直後にすぐに売れてしまいました。

この本は、博物館的な人形の本でありながら絵本でもあるという、ちょっと変わった面白い本で、古代エジプト〜紀元前4世紀〜3世紀〜16世紀〜19世紀、そして20世紀と時代を追って様々な絵本をイラストで紹介しながら、その紹介がそれぞれの人形自身が自己紹介をしていく、という形で展開していく「絵本」になっているんです。

イラストも、フルカラー、二色、白黒とで描かれ、どの人形もその人形を愛する視線といえば良いのでしょうか、そんな優しい視線が感じられるイラストで、面白くて、そしてすごくいい本なんです。

1万円前後になるかと思いますが、気になる方は再入荷お知らせメールを商品ページから登録して頂ければと思います。

「An illustrated History of Toys」(1968年)はまず表紙が良いですね!何処と無くアンドレ・エレのような感じもありますね。

こちらは主にドイツの人形/玩具の歴史がしっかりとテキストで解説され、後半に写真図版が掲載されております。

テキスト100ページ、図版もおよそ100ページといった感じでほぼ半分ずつで構成されていますが、テキストの章でも白黒のイラスト図板は多数掲載されています。

この本は英語版なのですが元はドイツの本で、Manfred Bachmannと言うドイツの玩具/人形/民芸品、の専門家でありドレスデンの国立民芸美術館(フォークアートミュージアム)の館長も務めた人物が作者の本です。

このManfred Bachmannの本は「Berchtesgadener Volkskunst」と言う本も入荷をしております。

こちらはドイツの一地方、Berchtesgadenの民芸品についての1冊です。宗教的なものから、身の回りの民芸品、そして玩具/人形まで、幅広く掲載されております。

どの本も、魅力的で興味深く、面白い本です。

ぜひオンラインストアの方でも御覧ください。


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