「堀口大學訳短篇物語」横田稔 絵

お知らせるするのが遅れてしまったのですが、当店がセレクトした本を置いている青山のハウスオブロータスさんは5月下旬より営業を再開しております。

現在はヴィンテージの植物図鑑/花の本などを中心に展開しております。

当店は来週から店舗営業も再開できそうですが、ハウスオブロータスさんの方にもお立ち寄り頂けたら嬉しいです。

本日のオンラインストアの更新では絵本の他にこんな本も更新しました。

「堀口大學訳短篇物語」の1と2の2冊です。

文学/詩が好きな方にはお馴染みの書肆山田という出版社から出ていたものです。

この出版社は詩を中心に出している、装丁がすこし特徴的な出版社で、ここの本は禁欲的とでも言えるような、そんな感触を与える佇まいをしています。

この2冊も例外ではないのではないでしょうか。

堀口大學翻訳の短篇物語に、挿絵を横田稔さんが描き本にしたもので、全部で3冊出ているようです。

この1と2に入っているのはジュール・シュペルヴィエル、モーリス・メーテルリンク、ギヨーム・アポリネール、レイモン・ラディゲなどですね。

フランスの近代小説。1冊に4つのお話が入っています。

こうした小説の本にしては挿絵も豊富で、4ページに1枚ほどは挿絵が入っています。

その挿絵と、この本の佇まいが響き合って、何処か遠い国の、田舎の修道院のような、そんな優しさと厳しさが感じられる、独特な空気を纏った2冊です。

ぜひオンラインストアの方でも御覧ください。


当店の堀口大學の本はこちらです。

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