22日、23日は天王洲コレクションへお越し頂きありがとうございました。
御礼の投稿が遅くなってしまい申し訳ございません。
いつもinstagram見ていますと声を掛けていただいた方々や、ふらりと立ち寄って頂けたにも関わらず、当店を気に入って頂けた方などと、色々なお話が出来て楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
また、本日25日からは当店も参加させて頂いている京都、恵文社一乗寺店の冬の大古本市が始まっております。こちらは1月7日までです。
盛況と聞いておりますがどんな様子なのでしょうか…。
展開などはすべて恵文社さんにお任せしているので、会場の様子などまだ自分もわからず…とてもとても気になっています…!!
もし行かれた方おりましたらどんな感じだったか教えて頂きたいです!当店の本、置いてありましたか…?
そして当店は年内は今週金曜日(28日)までの営業とさせて頂きます。そして年始は1月7日からとさせて頂こうかと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
また年内最後の更新となる今週は、ちょっと特別な本を更新していきたいと思っております。
ということで本日は、いつもいつも再入荷リクエストをたくさんのお客様から頂いておきながらも、なかなか再入荷に応えられないでおりましたOttilia Aderborg「PRINSARNES BLOMSTERALFABET」を更新しました!
しかも2冊!1977年版と、なんとなんと、もう1冊は恐らく1892年の初版(もしくは1901年の2刷)と思われる版です!
ただ、申し訳ございません、この記事を書く前、商品をオンラインストアに商品を更新した直後、1977年版は売れてしまいました。ありがとうございます。1977年版は経年を考えるとちょっと信じられないくらいの綺麗な状態だったので(所謂デッドストックだったと思われます)、お探しだった方には自信を持ってオススメできるものでした。
そして1892年or1901年の版(発行年の記載はございません)ですが、こちらは印刷はリトグラフの、それはそれは美しいものなんです。
1977年版も紙の雰囲気や印刷は良いのですが、やはり並べて比べてしまうと大分違いますね。
そして、そもそも絵が違うのです。
オッティリアはこの絵本を描き直しているため、すべての絵が微妙に異なっております。
また「H」の文字に関しては描かれている花も違い(どちらの「H」の花も良いのでけれど…。この「H」に関しては1919年以降の刷りで変更があったそうです)、また「W」は1977年版では飛ばされてしまっています。
この描き直された経緯や、どこの刷りでどう直されたかなどまだ調査しきれていないのですけれど、アルファベット花が変わっているのはちょっと驚きですね。
ただこちら、1892年or1901年の版は状態には少し難があります。かがり糸がかなり緩く、またページ落ちも見られます。ただ紛失ページはなくすべてのページは揃っております。(修復のご相談承れます)
しかし一枚一枚がほんとうに美しいものですので、落ちてしまっているページは(落ちてしまっているからこそ)額装するなどして飾り、楽しむことが出来るかと思います。
スウェーデン語のアルファベットをそれぞれ、その文字から始まる花で彩り、詩を添えたこの絵本。
クリスマスの今日は、J「JULROS」(クリスマスローズ)のページは如何でしょうか。
ぜひオンラインストアの方でもご覧ください。
当店のOttilia Aderborgの本はこちらです。
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