可愛らしい小さな判型の本の中に閉じ込められた、愉快で楽しい、森の小さな動物たちのお話。
先日からイギリスの児童文学作家アリソン・アトリーによる「Little Grey Rabbit(グレイ・ラビット)」のシリーズを幾つか、オンラインストアに更新しております。
このグレイラビットシリーズ(絵は基本的にマーガレット・テンペスト)も、日本でも広く読まれていると思いますが、アトリーの著作は岩波少年文庫などでも幾つも読めますし、日本の絵本作家の方が挿絵を付けているお話も幾つもありますね。
作品がとても多いので、代表作と言って良いものも幾つかあると思うのですが、このグレイラビットシリーズも間違いなく代表作の一つですね。
自身の息子のために書いたというこのシリーズ。
働き者のグレイラビット、一緒に住んでいるリスのスキレル、野うさぎのヘア、そしてさまざま出てくる森の動物達。
このイギリスのオリジナル版は可愛らしい小さな判型、装丁もシンプルで雰囲気がとても良いです。
入荷したものは40年代〜60年代の古い刷りのものが中心なのですが、70年代中頃以降のものは、表紙はコート紙に変わっているので、古いものの、紙の質感が感じられるもののほうが個人的にはオススメです。
このシリーズがお好きな方は、イギリス原書版はやっぱりこんな可愛らしい本だったのか、と嬉しくなるのではないでしょうか。
日本語になっているものは10作品ちょっとだと思うのですが、オリジナルは40冊近く出ています。
入荷したものをオンラインストアに少しづつ上げているのですが(本日は個人的に装丁が一番可愛いと思っている「LITTLE GREY RABBIT MAKES LACE」を更新しています。窓枠がレースになっているんです…。)、店頭では30冊近く入っており、未翻訳作品も数多く入荷しています。
こうしてまとめて見られる機会は日本ではなかなかないかと思いますので、ぜひこの機会に御覧ください。
当店オンラインストアのグレイラビットシリーズはこちらです。
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