先日まで郵政博物館の展示にて、そのシリーズが大きく紹介されていた、フランスの絵本「ペール・カストールシリーズ(カストール文庫)」ですが、こちらはそのペール・カストールシリーズの中から選ばれたお話が13話も(13人の絵本作家の作品)入っているいわゆるベスト版のようなものですね。
「Les plus belles histoires du Père Castor」です。
写真のお話は、このシリーズを代表する一人でもあるロジャンコフスキーの「ミシュカ」です。日本語訳も出ていますね。大切にされなかった小さなクマのぬいぐるみのミシュカは、クリスマスイブの朝に家を飛び出し、、、、と最後には素敵な結末を迎える感動的なクリスマス絵本です。
ほかにも収録作家の中には日本では「つきねこ」が翻訳出版されているアルベルティーヌ・ドュルタイユの作品なども入っています。それぞれの作品が完全な形で収録されているのではないのですが、このシリーズの雰囲気を知るのには十分な本です。
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