皆さんお菓子好きですか?
ちょこちょこ話題に上げているので、ご存じの方も多いと思いますが、我が家は夫婦揃ってお菓子、すごく好きでして…、妻と自分は同じ趣味を楽しめることが比較的多い夫婦なのですけれど、スイーツ好きはその筆頭格なんです。
一応専門(得意分野?)はフランス菓子(特に生菓子)なのですが、甘いもの全般好きですね…。
これは半分ネタのようなものなのですけれど、ケーキ食べればそのパティシエさんがフランスで修行したことがあるかないかがわかります(笑)。
余計な話が長くなってしまいましたが、今日のこの本はウィーンの老舗洋菓子店『デメル』のグラフィック&ディスプレイデザインの本です。
出版は1977年、3000部限定で出版され、その中にはナンバリングが入っている豪華版ものも数種(エッチングが入っているもの、水彩画が入っているものなど)あるのですが、こちらは通常版です。
デメルはそのパッケージデザインの可愛らしさでも愛されているお菓子ブランドですけれど、そのデメルのグラフィックデザインの特徴をこの会社固有のものにまで押し上げたのが、この本の作者、Federico von Berzeviczy-Pallavicini(1909-1989)なのだそうです。
美術学校などで学んだ後、ウィーンの磁器工房アウガルテンで働いた後、1930年代にデメルでのキャリアをスタートさせます。
その後一旦はデメルを離れるのですが、1950年代から再びデメルでのデザインの仕事、及び経営に携わり、現在のデメルのイメージを作り上げたそうです。
この本ではそのフェデリコ氏によるイラスト、そして店頭でのディスプレイデザインの写真がふんだんに掲載されています。
大きな判型(29cm×30cm)も魅力的です。
あのデメルの可愛らしいパッケージデザインは誰がやっているのだろう?と思っていた方も多いのではないでしょうか?
あの可愛らしいデザイン/イラストは当店の絵本好きの皆様にもきっと、良いと思って頂けるはずです。
また、カフェやお菓子屋さんなど、お店をされている方にもオススメです。お店などに飾って頂きたいですね。
ぜひ店頭でも、オンラインストアでも、ご覧下さい。
「Die k.k. Hofzuckerbackerei Demel Ein Wiener Marchen」 Federico von Berzeviczy-Pallavicini
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