「しりとり」安野光雅

安野光雅さんの最新絵本（2月発売）「しりとり」をオンラインストアにも更新致しました。

安野さんが、昨年12月に亡くなっていたと報道されたのは先月下旬のことでした。

安野さんの絵本は当店でも、新刊も古本も、いつも取り扱いさせていただいておりましたし、追悼の投稿を上げようかと思っていたのですが、なんと言いますか、自分には、あまりに近い存在の作家だったので、すぐに上げることが出来ませんでした。

多分、一番最初に絵本というものを作っているという人がいる、ということ認識したのが安野さんだったと思います。

自分も皆さんと同じ様に、小さい頃から安野さんのたくさんの絵本を読んで来たのでした。「絵本」と言ってまず思い浮かべるのが、安野さんの絵本だった時期はきっとすごく長かったので、自分の絵本観は安野さんの影響はすごく大きいと思います。

この最新作の「しりとり」でもいつもの安野さんの絵本の楽しさが溢れていて、胸がいっぱいになりつつも、何処か安心した気持ちにもなれます。

絵の楽しさ、ページをめくる楽しさ、本を見ながら考える楽しさ。

帯にも書かれていますけど、本当に小さな子から100歳まで楽しめる、素敵な絵本です。

自分は本の楽しさは全部、きっと安野さんに教わったんです。

今、二歳半の娘も、安野さんの絵本をよく読んでいます。そしてまだまだこれからも、読んでくれると思います。

同じ様に本の楽しいことを全部、安野さんの絵本から受け取ってくれたら、嬉しいですね。

「しりとり」はオンラインストアのほか、現在店頭にも平積みしておりますので、お近くの方はお気軽にお立ち寄り下さい。

最後になりましたが、当店フローベルグは、安野光雅さんのご冥福を、心よりお祈りしております。

当店の安野光雅さんの絵本はこちらです。