イギリスの彫刻家バーバラ・ヘップワースについての絵本を、ローラ・カーリンが描きました。
「Meet Barbara」
誰か偉人だったり、アーティストを紹介する絵本は、自分も好きです。
説明的(お勉強に)になってしまっていて、ちょっとつまらないなって思う本も時にはあるのですが(それでも普通の「本」でお勉強するより、良いです。笑)、この絵本を始め、楽しいまま、知らない人やモノを知ることが出来る絵本はたくさんあります。
この「Meet Barbara」は、説明的なところなんて、全く無くて、素敵です。
短い言葉で、この20世紀イギリスを代表する彫刻家/芸術家の感じたことを、ぽつりぽつりと語ってくれます。
どんなことを感じて、ヘップワースは創作をしたのか。
そして、その鑑賞者は、この絵本の読者は、何を感じること出来るのだろう、と。
イラストも素晴らしいですね。
「やくそく」や「空の王さま」が翻訳出版され、ここ日本でも多くのファンを作った、ローラ・カーリンの、カーリンらしくも、そしてヘップワースらしくもあるイラストたち。
ヘップワースは1975年に亡くなっているので、この絵本はローラ・カーリンの仕事/作品なのですけれど、まるでコラボレーション作品のようにも感じられます。
随所に遊び心も感じられる、とても楽しい絵本です。
是非オンラインストアの方でもご覧下さい。
当店のローラ・カーリンの絵本はこちらです。
0コメント