「DAS GOLDENE TOR」James Kruss Adolf Zabransky

絵本の中の雨はいつも幸せの雨です。

アドルフ・ザーブランスキー。こちらはドイツ語版ですが、チェコの、とてもとても美しく爽やかな絵を描く作家さんで、自分も大好きなのでいつも店の在庫にあるようにしていたいのですが、なかなか入荷が追いつかず、品切れのときも多くなってしまっています。

いつも手許に置いておいて、パラパラと眺めるだけで、気持ちが落ち着いて晴れやかな気分になれる、そんな絵本なんです。

洋書絵本を中心のお店をやっているとしばしば「でも、読めないから…」と言われることがあるのですが(そんな時にはいろいろな説明をしたりるすのですけれど)、これからはもう、このザーブランスキーの絵本を見て貰うだけで、それだけで、良い気がします。

読めないことよりも、この絵を見ることの出来る素晴らしさ、嬉しさが、遥かに上回る。

幸せな子どもたち、花かんむり、眠るお月さま、子猫たちの籠、木のぼりと鳥の巣、そして優しい雨。

絵を眺めるだけでも、人をこんなに幸せな気持ちにさせてくれる絵本なのです。

世界が、この絵本のように優しい雨だけが振り、自然の美しさをただただ喜ぶことが出来るものであれば良いのですけれど。

オンラインストアの方でもどうぞ御覧ください。


当店のアドルフ・ザーブランスキーの絵本はこちらです。


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