絵本の中で傘をさしている絵がなんだか好きです。
今日は雨ですね。
雨だけ、というのではないのですけれど、こちらは水の絵本、ドイツのHilde Heyduck-Huthによる「WASSER(水)」です。
水の様々な形。
空から落ちてくる雨の水、シャワーの水。
亀が向かう池の水、空を写す湖の水。
神話の中の水。
ドイツ語の短い言葉と、湿り気を帯びた、静かなイラスト。
大きな傘をさして歩く子どもの表紙。
何処か寂しい気もするのですけれど、なんだか力強く、優しい感じもする。
自分が持っている雨のイメージと、似ている気がします。
大きな傘は何だか嬉しくて、だから絵本の中の傘をさしている絵が好きなのかもしれません。
おなじ「水」の絵本、阿部海太さんの「みずのこどもたち」と一緒に是非どうぞ。
オンラインストアの方でも御覧ください。
Hilde Heyduck-Huthの絵本はこちらです。
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