胸の中に風が通り抜けて、光がその通り道を照らしていく。
なんだか身体の中から明るくなれるような、そうした絵を描くポーランドの絵本作家、ヤーヌシ・グラビアンスキー。
以前から度々入荷していたグラビアンスキーの歌の絵本「Meine schonsten Kinderlieder」が本日また入ってきました。
歌の絵本、個人的にすごく好きなんですよね。
ページの中に楽譜があると、画面構成として引き締まりますし、何よりその歌の、楽しい響きが絵の方にも滲み出しているような気がして。
この絵本はそこまで古い絵本ではないのですけれど、もっと古い絵本に歌の絵本が多いのはとても自然なことで、昔はまだテレビもCDも、レコードもなかった(普及していなかった)頃には、歌の絵本は本+音楽のメディアとして有用な役割を持っていたんですね。
今でも多くの歌の絵本があるのは(勿論子どもたちが音楽、歌が好きだと言うのはありますけれど)、そうした文脈/伝統も、勿論あるのだと思います。
楽しく、美しく可愛らしい、グラビアンスキーの歌の絵本です。
ぜひオンラインストアの方でも御覧ください。
ちなみにこの絵本は当店では比較的再入荷しやすい絵本の一つですので、売り切れてしまった場合には再入荷連絡のご登録をして頂れば、そこまでお待たせせずにまた入荷できるかと思います。
それではどうぞ宜しくお願いいたします。
当店のグラビアンスキーの絵本はこちらです。
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