「絵本画家赤羽末吉 スーホの草原にかける虹」赤羽茂乃

今年生誕110年を迎えた絵本画家赤羽末吉さん。

東京ちひろ美術館での展覧会も予定されており(開催はまだどうなるかわかりませんが)、新刊や復刊など相次いで発売されております。

中でもいちばん重要な本は赤羽茂乃さん(赤羽末吉さんの三男の奥様で、現在赤羽末吉研究者の第一人者です)による赤羽末吉さんの伝記本「絵本画家赤羽末吉 スーホの草原にかける虹」ではないでしょうか。

当店の方にも届いてまずびっくりしたのが、その本の厚さでした。

なんと610ページもあります。

出版社からの紹介文も記載させて頂きます。

『スーホの白い馬』で知られる絵本画家・赤羽末吉。三男の妻として身近に接した著者が、その仕事を振り返りながら戦前・戦中・戦後を力強く生き抜いた画家の生涯を辿る。東京下町に育った子ども時代から青年期に渡った旧満州(中国東北部)での生活、戦後の引き揚げによる数々の試練、そして絵本画家となり子ども達のために描き続けたその軌跡を豊富な資料とともに紹介し、“絵本画家赤羽末吉”の原点に迫る。

読み応えがありそうですね!

赤羽さんの作られた絵本の背景を知ることで、より作品世界の奥行きを感じられるようになるのではないでしょうか。

本書の他にも新装復刊された平凡社ライブラリー版「私の絵本ろん 中高生のための絵本入門」やこちらも新刊にあわせて復刊した「おへそがえるごん/3冊セット」なども入荷しております。

(入荷数が少ないので売り切れ後はお取り寄せ(1週間ほどかかります)の対応となります)

また、当店らしく古書でも赤羽さんの絶版絵本「水仙月の四月」(宮澤賢治 作)の1969年初版の本(函入)なども入荷しており、新刊と古書の組み合わせで展開させて頂いております。

どうぞオンラインストアの方でも御覧ください。


当店の赤羽末吉さんの本はこちらです。

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