「みならいうさぎのイースターエッグ」エイドリアン・アダムズ

当店でもとても人気のあるアメリカの絵本作家エイドリアン・アダムズの翻訳絵本「みならいうさぎのイースターエッグ」が今年の2月に発売になりました。

好きな作家の絵本が日本語で読めるのは、単純に嬉しいですよね。

もちろん新刊を仕入れましたよ!


この新刊にあわせてオンラインストアではエイドリアン・アダムズの絵本、うさぎの絵本、イースターの絵本などをまとめて更新しております。

モニカ・レイムグルーバーのイースター絵本、ワイスガードのうさぎの絵本、ドイツのペーパーバックシリーズ「Die Bibliophilen Taschenbucher」のイースターエッグの作品集!などなど、更新しております。

新刊を扱い始めた理由の一つは、こうして新しく発売された本と、古い本で一緒にフェアを組んで展開したかったからなんですね。

こうやって並べられるお店って、他にないんじゃないかなあ、なんてひとりで思ってしまっておりますが、楽しいです。


イースターは今週の日曜日ですね。

外に出て春の陽気をいっぱいに感じる、というのは残念ながら難しい状況ですけれど、お家で本でイースターを楽しんで頂けたら嬉しいです。お家でイースターエッグ作りなんて言うのも良いかも知れませんね。

この絵本「みならいうさぎのイースターエッグ」は原書の「The Easter Egg Artists」を三年前に紹介しておりました。以下再掲させて頂きますね。


イースターエッグデザイナーのうさぎのアボット夫妻には、かわいい息子オーソンがいました。イースターエッグアーティストとしてはまだまだの彼は、復活祭までの間に出かけた先々で、様々なことを経験します。

まずは、錆びた車とトレイラーをイースターエッグのようにペイントし、大きな家の装飾は得意な高いところを引き受けます。なにより、飛行機のペイントをしたお礼に飛行機にのせてもらい飛びまわったことは、オーソンを大きく変えました。いつの間にか、集中して仕事に取り組めるようになり、両親が見違えるほどです。

そして、家へを帰ってきた三人は、さっそくイースターエッグにペイントを始めます。すっかり一人前のイースターエッグアーティストになったオーソンが中心となって、オーダーされていたすべてのイースターエッグを描き終えました。納品を終え、近所の子どもたちのために前日の夜にはイースターエッグを色んな場所に隠しておきます。そして迎えた復活祭当日…。

コールデコット賞も受賞しているアダムスの愛らしいうさぎたちと美しい装飾が印象的な絵本です。彼女自身うさぎが好きなのか、うさぎが登場する絵本をいくつか手掛けておりますが、この絵本では息子のオーソンが経験を重ね、どんどん成長していく姿が見ていてとても微笑ましいのです。そして、魔女シリーズでもそうであるように、イースターエッグを隠す1シーンでだけ描かれている夜の描写に、やはりエイドリアン・アダムスの魅力を強く感じます。


ぜひオンラインストアの方でも御覧ください。

当店のエイドリアンアダムズの絵本はこちらです。

(現在売り切れのタイトルが多いです...。)

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