しかけ絵本の父とも呼ばれているドイツの絵本作家ロタール・メッゲンドルファー1847~1925)。
当店でもしばしば入荷している作家なのですけれど、しかけ絵本は実際に手に取ってもらったほうがわかりやすいかな、などと思って(これも勝手な思い込みなのですけれど)、オンラインストアには今まであまり上げてきておりませんでした。
新着商品は全体でかなりの量が入ってきており、他にも上げたい本が沢山あるとどうしても後回しになってしまって…。
当店には遠方にお住まいでご贔屓にして頂いているお客さまも沢山おりますが、そういう方はなかなか当店の店舗や出店イベントには来て頂くことは出来ないので、そうするとどうしても当店がよく扱っているにも関わらず、見る機会があまり無い本というのも出てきてしまう、などという事も改めて気付いた次第でございます。
きっと、しかけ絵本も見たいですよね。ごめんなさい。
という事でご紹介させてください。
こちらは「Das Puppenhaus」メッゲンドルファーの代表作の一つではないでしょうか。
閉じれば本の形なのですけれど開くとパタパタと、部屋が幾つも現れて、ドールハウスになっているんですね。
メッゲンドルファーと言えば、本の仕掛けを引っ張ると手や足などが動く、と言ったタイプの仕掛け絵本と、こうした本の形を越えていった、立体的な玩具/本であるしかけ絵本の二種類に分かれるでしょうか。
そしてそのどちらのタイプにも、純粋な本の喜び、フィクションと言うもう一つの世界の楽しみ、そうしたものが詰まっているんですね。
メッゲンドルファーの絵本は、本を開いたときの驚き、想像力の喚起があり、本当に小さなお子さんから、大人まで、幅広い年代が楽しめる、フィクションの玩具なんだと思います。
オンラインストアの方ではこの「Das Puppenhaus」とともに、「Lothar Meggendorfers SPIELWELT」(ロタール・メッゲンドルファーの遊びの世界)と言うメッゲン・ドルファーの作品が様々見る事ができるメッゲンドルファーについての本も一緒に並べております。
その中にはこの「Das Puppenhaus」の初版の表紙など、貴重な資料も沢山掲載されています。
「Das Puppenhaus」は当店では比較的入荷しやすい商品なので、売り切れてしまっていてもお気軽に商品ページから「再入荷お知らせ」をご登録下さい。
それではどうぞ宜しくお願いいたします。
当店のロタール・メッゲンドルファーの絵本はこちらです。
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