夢見るような淡い色彩に浮かぶ動物たちの姿。
絵を描いているのはナニー・ホグロギアン。アメリカの絵本作家ですね。
日本でも多くの本がj翻訳されているので、ご存じの方も多いと思います。「きょうはよいてんき」ではコールデコット賞も受賞しています。
本作は未翻訳の作品「The Three Sparrows」です。
子どものための詩の絵本というと、なんだか少し背筋が伸びてしまう気がするのですが、こちらはクリスティアン・モルゲンシュテルンの詩です。マザーグースのような言葉遊びの詩と言うとわかりやすいでしょうか。
動物たちのこと、自然のこと、子どもの遊びのこと。
耳と口に気持ちのいいリフレインが、ホグロギアンの優しい絵の中に溶けていくようです。
その中でも、無邪気で素朴で、美しい詩を一つ引用します。
WINTER NIGHT
There was a bell
that went ding dong.
A snow flake fell-
As in a dream, it moved along.
It fell as in a dream,
the feathery thing,
like down from an angel's wing,
from high where starlets gleam.
There was a bell
that went ding dong.
A snow flake fell-
As in a dream, it moved along.
Then thousands fell at night
and covered everything
like down from an angel's wing,
and all the earth was white-
like down from an angel's wing,
and all the earth was white.
ぜひオンラインストアの方でもご覧ください。
当店のナニー・ホグロギアンの絵本はこちらです。
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