「Counting Birds」Alice Melvin

イギリス/ロンドンの美術館テート・モダンやテート・ブリテンなどが含まれる、国立美術館ネットワーク「TATE」

そのTATEと関連するヴィジュアルブックを専門に出版している出版社がロンドンのTate Publishingです。

この出版社はTATEの収蔵作品の画家などの作品集を中心に出版をしていますが、絵本も幾つも出版しているんですね。

それは昔の絵本の復刻もあれば、現代のイラストレータの絵本作品というのもあります。

こちらはそのTateから出た、イギリス出身の現代のイラストレーター/絵本作家/デザイナーでもあるAlice Melvinによる絵本「Counting Birds」です。

「Counting Book」と言ってもすぐにはピンとこないかもしれませんが、そのまま、数についての絵本です。1,2,3と数を絵の中で数えながら、数字を思えるための絵本ですね。

ABCブックと同じようなもので、日本でも様々な作品がいろいろな作家によって描かれています。

Alice MelvinはこのCounting Bookをある農場を舞台にして、その中でも鳥だけに限定して絵本を作りました。

朝を告げる1羽の雄鶏の鳴き声から始まり、その声で目を覚ました鳥籠の中の2羽のインコ、朝焼けに飛び立つ3羽のカモ、こんな風に様々な鳥がその数を増やしながら描かれています。

なんと言っても、その鳥たちの色とりどりの羽の模様や、背景に現れる壁紙や自然の姿はとても楽しく美しく、Alice Melvinがデザイナーでもあることを強く感じさせます。

Counting Bookは内容は子どものための絵本ではありますが、このAlice Melvinの絵本について言えば、オシャレでデザイン性も高く、小さなお子様から大人まで楽しめる絵本になっていると思います。

ぜひオンラインストアの方でも御覧ください。

当店のAlice Melvinの絵本はこちらです。

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