こちらはポーランドで買い付けてきたBożena Truchanowskaの絵本です。
実は自分がポーランドに買い付けへ行く動機の一つになったのが、この作家の存在なのでした。
Bożena Truchanowskaの、各国に翻訳されているシンデレラの絵本を見て、ポーランド絵本をハッキリと意識したと言っても言い過ぎではないかも知れません。
そのイラストは、絵本好きの人を虜にする、魔法の力を持っています。
淡く美しい色彩、一つの画面の中に、奥行きのある物語を感じさせる構図、ひとつひとつのモチーフの可愛らしさ、それらが一つになって、素晴らしい絵本の世界を生み出しているのです。
彼女の作品は60年代〜70年代にかけて各国に翻訳され、国際的な賞も幾つも受賞したのですが、本国ポーランドにあっても、その後は長い間忘れられた作家となってしまったようです。
近年2010年以降になってようやく、このBożena Truchanowskaのその仕事についての展覧会が開催され、再び注目されるようになってきました。
Bożena Truchanowskaは、夫のWiesław Majchrzak(こちらも著名な画家/イラストレーターなんです)とともに、ポーランド絵本の黄金期である60’s〜70’sにかけて多くの絵本を制作し、その黄金期を支えたのでした。
本日はこのBożena Truchanowskaの絵本をまとめて更新しております。
ポーランドに行くきっかけになったシンデレラや、ジョルジュ・サンドの童話集など様々、美しい絵本を更新しております。
是非オンラインストアの方でもご覧ください。
当店のBożena Truchanowskaの絵本はこちらです。
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