「MISIA USZATKA」Zbigniew Rychlicki

なかなか本のご紹介が出来ずに申し訳ないです…。

今日は先週更新させて頂いたポーランド絵本の中から、ご紹介をさせて下さい。

ポーランドの絵本と言ってもあまりピンとこない方も多いかと思うのですが、この「こぐまのウシャテク」シリーズを描いたZbigniew Rychlicki(ズビグニエフ・ルイフリツキ)はご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

可愛らしいこぐまのぬいぐるみが主人公のこのお話は、ポーランドの児童雑誌「MIS」で連載され(只今当店でポーランド絵本を含み6000円以上のご注文を頂いた方にこの雑誌を特典としてお付けしております!)、人気を博し、遠くこの日本でも翻訳絵本が出ている絵本のシリーズです。

連載の形が雑誌の表紙裏での1ページ連載だったことも影響してか、このウシャテクシリーズは2〜3ページで完結する短いお話でほぼ構成されています。

こぐまのぬいぐるみのウシャテクの、ちょっとした冒険と日常を描いたこの作品の、1984年刊行の「Nowi Przyjaciele」、そしてウシャテクが汽車に乗っている表紙の「PRZYGODY i WEDROWKI」は1960年版と1989年版の2冊を更新しております。

Zbigniew Rychlickiの絵本はこのウシャテクのシリーズの他にも幾つも仕入れており、そのどれでも、ポーランドを代表する人気作家の絵を存分に楽しむことが出来るかと思います。

ウシャテクシリーズのようにとびきり可愛らしい作品もあれば、また違った、物語の深みを見せてくれるような、例えばリロ・フロムなどとも近い感触を持つような作品もございます。

ウシャテクをご存じの方も、そうでない方も、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。

オンラインストアの方でも、一緒に御覧ください。


当店のポーランド絵本はこちらです。

0コメント

  • 1000 / 1000