個人的にも大好きな作家でありながら、もしかしたらその作品を紹介するのは初めてだったかも知れません。
Ludmila jirincova/ルドミラ・イジンツォヴァー、作品を知ってしまえば、もうその名前を聞くだけで、彼女の紡ぎ出す美しい世界がその名前の響きからも溢れ出てくるような気さえします。
白黒のエッチング、ペン画、淡い色彩の水彩作品、そのどれにも、彼女の絵からしか感じられないような美の感覚が現れています。
それは密度の高い夏の花の香りのように、その前を通る者を驚かせ、しかし人々はその匂いをいつまでも忘れられず、いつの間にかその匂いに焦がれるように、魅惑されてしまうのです。
こちらの花で象られたハートが印象的な表紙の本「POHADKA O PRINCEZNE DUSI」はKamil Bednářの詩にルドミラ・イジンツォヴァーが挿絵を描いた本です。
モノクロの小さなカット、カラーの大きなページ、耽美的とも言えるようなイジンツォヴァーの世界が、ページを捲りそのイラストが現れる度に立ち現れてきます。
この本ではやはり花の姿が印象的です。そして花とともに描かれる蝶々。
花の匂いに惹かれ、飛んでいる蝶々の姿はまるでイジンツォヴァーに魅せられたこの本の読者のようだと感じてしまいます。
イジンツォヴァーは日本の作家で言えば宇野亜喜良さんや、野中ユリさんなどと近い感触を持っているでしょうか。この辺りの作家さんが好きな方には自信を持ってお薦めできます。
当店にはこの本以外にもイジンツォヴァーの本の在庫のご用意がございますので、是非オンラインストアの方でもご覧下さい。
当店のルドミラ・イジンツォヴァーの本はこちらです。
またイジンツォヴァーの作品集を只今阪急メンズ東京で開催中の当店のPOP UP STOREでは販売をしております。
気になって頂ける方は是非お立ち寄りください。
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