「MOTHER GOOSE THE OLD NURSERY RHYMES」Arthur Rackham

来週行くポーランドの準備や山梨に送る本の準備、そして今年の夏にある予定の大きな仕事二つ（もうすぐお知らせできるかと思います！）、の準備など、準備ばかりに追われています。

ポーランドには初めて行くので、何か知っていることございましたら、教えて頂きたいです。本のこと以外は何も知らないのです…。こんにちは、もまだ覚えていません。

さてさて、こちらは先日再入荷した、オーピー・コレクションの中の一冊「MOTHER GOOSE THE OLD NURSERY RHYMES」です。

絵を描いているのはアーサー・ラッカムですね。

ラッカムは素晴らしい仕事が色々ありますけれど、やっぱりマザーグースが一番好きなのかなあ、と思ったりします。

ラッカムファンの方に、マザーグースが一番とは、フローベルグさんは可愛い趣味ですね、なんて優しく言われてしまいそうですけれど、ラッカムのあの幻想的／耽美的とも言える美的な感覚が、このマザーグースの持つ世界観によって上手く調和されていて、ラッカムの作品の中では一番暖かい気がします。

鋭く尖り、読むものを戦慄させるような、そんな激しく美しく、とても繊細な仕事を見せてくれる多くの素晴らしいラッカムの作品たちも良いのですけれど、気軽にパラパラとめくって、あ、この歌、なんて、肘をついて本を読む時にはラッカムは、このマザーグースが良いんです。

ステッチを模したような挿画も可愛らしくて良いですよね。

当店のアーサー・ラッカムの本はこちらです。