「Aljoscha und der Hecht」Reich Karloy

昨日紹介したUrsula Kirchbergもクレヨンと水彩で絵を書く作家でしたが、自分の中ではクレヨン(パステル)と水彩と言ったら、ハンガリーを代表する絵本作家レイク・カーロイが思い浮かびます。

数年前に買い付けで訪れたブダペストでは新刊書店もいくつか回りましたが、児童書のコーナーには、死後20年近く経てもなお彼の絵本は平積みで、また面陳でも多く並んでいて、本当に愛されている国民的な作家なんだなあ、としみじみ感じました。

カーロイは約40年のキャリアの中で400冊以上の絵本そして挿絵を手掛け、文化や科学などを対象としたハンガリーの最高の賞コシュート賞も受賞しております。

多くのフォロワーをも生み出した、その素朴でかわいらしい絵は、一度見れば忘れられないほど個性的で、子どもから大人まで楽しむことの出来る親しみやすさと美的な洗練を併せ持っていますね。

こちらはカーロイの絵本の絵本のドイツ語版「Aljoscha und der Hecht」です。大判で、70年代の刷で紙質も良く、カーロイの魅力をしっかり味わえる一冊だと思います。


当店のレイク・カーロイの絵本はこちらです。

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