さとうゆうすけ「日曜日生まれの女の子」絵本原画展

次回の展示のお知らせです。3月20日(木)から4月7日(月)まで、「日曜日生の女の子」絵本原画展を開催いたします。ドイツに伝わる女の子の冒険物語を、作家・中脇初枝さんが言葉を紡ぎ、画家・さとうゆうすけさんが美しく描いてくださいました。ぜひお越しください。


「日曜日生まれの女の子」絵本原画展

2025.3.20(木)~4.7(月)

12:00-18:00(最終日は16:00まで)

水曜定休


〈絵本「日曜日生まれの女の子」〉

ドイツにつたわる昔話が、美しい絵本になりました。

むかし、あるところに、お百姓のふうふが いました。

ふたりには こどもが 五人 いました。

うえの 四人は 男の子で、

いちばんしたの こどもは 日曜日生まれの 女の子でした。

ある日のことです。

ひとりの きれいな 女のひとが、ふしぎなのりものに のって やってきました。


Plofile

中脇初枝

作家、小説家。

1974年徳島県生まれ、高知県育ち。高校在学中に『魚のように』で、坊っちゃん文学賞を受賞し、17歳でデビュー。2012年『きみはいい子』で第28回坪田譲治文学賞を受賞。2014年『わたしをみつけて』で第27回山本周五郎賞候補。2016年『世界の果てのこどもたち』で本屋大賞第3位。著書は他に『祈祷師の娘』、『あかいくま』、『みなそこ』、『女の子の昔話』、『ちゃあちゃんのむかしばなし』など。


さとうゆうすけ

画家、絵本作家。

昔話や童話をモチーフにしたイラストの他、モビール、木彫、陶器などの立体作品も制作する。絵本に「ノロウェイの黒牛」(BL出版)「こねこのウィンクルとクリスマスツリー」(福音館)装画、挿絵を手掛けた児童書に「夜の妖精フローリー」(学研)などがある。

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