マツバラリエ個展「変身」

次回の展示のお知らせです。2月27日(木)から3月17日(月)まで、マツバラリエ個展「変身」を開催いたします。絵本「変わるってどんなこと?」を作られたマツバラさんの新刊、寓話集「変身」のお披露目と共に物語の薫りが漂う平面、造形作品の展示を行います。ぜひお越しください。


マツバラリエ個展「変身」

2025.2.7(木)~3.17(月)

12:00-18:00(最終日は16:00まで)

水曜定休


寓話集「変身」の上梓に伴い、 本の内容に関連した立体、平面作品の展示販売を行います。

〈寓話集「変身」/ collection of fables Transform〉

幼い頃からひとり遊びが好きで、物語を作ったり、ガラクタを拾い集めヘン テコなものに変身させるのが好きでした。物語の処女作は、4歳の頃。持っていた、小鳥のぬいぐるみが実は生きているというもの。それ以降もどうでもいいような小さな物語を書き溜めておりました。それに合わせて絵を描いたり、映像作品も作っていました。 大人になってからは、ペンネームを変えながら4コマ作家、イラストレーター、造形作家を職業として生きてきました。時は流れ、私も自身に与えられた時間の限りについて考える年齢になりました。なにかの拍子に若い時の写真など見ると、いつの間に私はこんな風に変身してしまったのだろう?と愕然とするのでした。

考えてみるに、人間の一生は変身の連続です。でもこれから先の変身についてはちょっと気が重いぞ、と考えていた頃、久しぶりに新作「仙人」が降りてきました。書いている時はとても愉快な心持ちで、こんな作品は若い時は書けなかったなあ、としみじみ感じました。その年齢ならではの寓話があるものだと。

書き溜めたもの、新たに書いたものを一冊にまとめてみると、私は「変身」ものが好きだということに改めて気付いたりして、寓話集「変身」は出来ました。

マツバラリエ

(後書きより)


Plofile

マツバラリエ(rie matsubara)

美術家、イラストレーター。

「再生」「視点を変えること」「物語」をテーマに美術、物語を制作。

捨てられる運命のもの、存在を見過ごされているものを用いて制作した作品は、本の装丁や広告、映像などにも使用されている。

多摩美術大学美術学部映像学科卒業。

https://www.riezone.com

Instagram→r.pineland

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