Les livre de mathématique pour enfants

こう言った絵本はちょっと珍しいかもしれません。

今日はドイツと、フランスの絵本で、算数/数学についての絵本を幾つか更新しました。

ドイツのものはGertrud Caspariの絵本です。

Caspariの絵本は日本では(他のヨーロッパの国でもかも知れませんね…)あまり知られていないかと思いますが、ドイツでは当時、1900年頃から30年代頃までに多くの絵本を出版し、人気を博しました。

アンドレ・エレなどとも通じるような、洗練し単純化された子どものための絵を描く絵本作家です。

本日はGertrud Caspariの絵本は3冊(どれも1980年代に復刻されたものです)更新しておりそのうちの2冊が算数/数学についての絵本です。

「Eine ganz fiedele Rechnerei」は数を数えることと、簡単な足し算程度の内容で、「Das lustige 1×1 fur unsere ABC Schiitzen」は掛け算の絵本ですね、

どちらもCaspariの可愛らしい絵で楽しみながら、数について学ぶことが出来ます。

フランスの絵本はフランスの気鋭の出版社edition MeMoから出た「De l’origine des mathématiques」(数学の起源)です。

現代のイラストレーターClemence Gandillotによる絵本で、こちらはもっと高度(?)な内容で、小さな子ども向け、と言った感じではありません。ピクトグラムのようなシンプルな絵、コミックのようにコマ割りされた形式で、様々な数学のカテゴリー(論理、算法、図形、関数などなど)について説明してくれています。

ぱらぱらと読んでいて、えー、面白いなあ、翻訳されたら良いのに、と思ったら、もう日本語訳も出ていました…。

フランス語原書版で楽しみたい方には、こちらをぜひ。

他にもいろいろと更新しておりますのでオンラインストアの方も是非ご覧ください。

Gertrud Caspariの絵本はこちらです。

Clemence Gandillotの絵本はこちらです。

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