「GRABIANSKIS STADTMUSIKANTEN」Janusz Grabianski

本日も色々と新着商品を更新しておりますが、昨日はヤーヌシ・グラビアンスキーの小さな絵本を更新しました。

こちらは「GRABIANSKIS STADTMUSIKANTEN」箱入りで、小さな本が4冊セットになったものです。

ドイツ語で「Die Bremer Stadtmusikanten」が「ブレーメンの音楽隊」ですので、この絵本はグリム童話のブレーメンの音楽隊を下敷きにした、グラビアンスキーによる絵本なんです。

お話はだいぶ違っていて、登場する4匹の動物はゾウ、ライオン、ネコ、ヒヨコの4匹です。一緒なのはネコだけですね。

この絵本は豆本が4冊入ったものですが、それぞれ一冊に一匹の動物のお話が語られているのです。

時系列的に、大きい動物からゾウ、ライオン、ネコ、ヒヨコとなっているのですが、そのまま4冊のお話が繋がっているのではなくて、それぞれの動物が、ゾウはインド、ライオンはアフリカ、ネコは都会、ヒヨコは農場で、と各々の場所での動物たちのお話が4冊の絵本でばらばらに語られています。

そしてその4冊の絵本のそれぞれの最後の場面で、あるサーカスの中、動物たちは出会い、音楽隊として音楽を奏でるシーンで幕を閉じているのです。

分冊になっていることにも意味がある、凝った作りの絵本で、この小さなサイズの本というのも魅力的です。


当店のグラビアンスキーの絵本はこちらです。

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