こちらの可愛らしい絵本はRobert Krausの「THE BUNNY’S NUTSHELL LIBRARY」です。
作者であるロバート・クラウスは1925年生まれのアメリカの児童作家、出版人、カートゥーニスト(漫画家と風刺画家の中間のようなイラストレーターのことです)で、自身の作品を始め、多くの作品を世に出しました。
始めはニューヨーカーでイラストの仕事などを手掛け、その後1950年代中頃より子どものための作品を作りだしました。1965年にはWindmillという出版社を立ち上げ、コルデコット賞を受賞したウィリアム・スタイグの「ロバのシルベスターとまほうのこいし」などをはじめとした多くの作品を出版しています。
日本ではホセ・アルエゴがイラストを手掛けた本などが幾つか出ておりますが、知名度はあまり高くないかもしれません。
こちらの絵本は彼自身がイラストも手掛けた4冊セット箱入りの小さな絵本「THE BUNNY’S NUTSHELL LIBRARY」1965年の作品です。
お話はどれもシンプルながらも想像力と優しさに満ちた楽しいお話ばかりです。イースターエッグの中に暮らすウサギの話や、みんなでタンポポを探すお話など、この絵本の判型(縦10cmほどの小さな絵本なのです)とも相まって、読んでいると愛らしさを感じずに入られません。
クラウスの描くウサギや動物たちの、喜んだりしょげたりする表情の愛らしさの魅力と言ったら、筆舌し難いほどです。
既に絶版になって久しい商品で、人気のある絵本なので高くなってしまっておりますが、お探しだった方はこの機会に如何でしょうか?当店在庫商品は小痛みありますが、状態はかなり良い方です。
当店在庫はこちら「THE BUNNY'S NUTSHELL LIBRARY」
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