10月いっぱいは、お一人様一回、また1000円以上のお買い上げの際に限るのですが10%offでお買い物が出来ますので、是非この機会にご利用下さい。
本日も色々と面白い絵本、珍しい絵本入荷しております。
こちらはMaxwell Armfieldが挿絵を描いたアンデルセン童話集です。
イギリス生まれの、20世紀前半を中心に活動したMaxwell Armfieldはアーツ&クラフツ運動の影響下にある画家のひとりです。
日本ではそこまで知られている作家ではないかと思いますが、その描き出す絵は、繊細で美しく、それでいて優しい空気感を纏っていて、当店のお客様の中にも好きな人も多いのではないでしょうか。
美的な感覚はアーサー・ラッカム、バーン・ジョーンズ、などの直接的な影響を感じさせる部分がありながらも、それらの作家とはまた違ったテイストの、例えばジェシー・ウィルコックス・スミスやウィルビーク・ル・メールが得意としたようなようなノスタルジックな感触が、その画面からは感じられます。
個人的にはMaxwell Armfieldの作品は美術色の強いものよりも、こうした子どものための本の仕事の方が、その魅力が存分に感じられるように思えます。
上げた写真は雪の女王の一場面です。
ゲルダが最初に行き着いた、薔薇を隠した魔法使いの家の場面ですね。
先に挙げたこの作家の魅力が感じられるかと思います。
アンデルセン好きの方、先に名前を挙げた作家を好きな方には特におすすめです。
装丁も、王冠の白鳥のテキスタイル(野の白鳥?)で、素敵です!
是非オンラインストアの方でも御覧ください。
当店のアンデルセンの本はこちらです。
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