「ねむれる森の美女」オタ・ヤネチェック

本日の新入荷商品の中にはオタ・ヤネチェックの「ねむれる森の美女」がございました。

ヤネチェックの絵本は日本語版のものはその全てが絶版になって久しく、古書価も高くなってしまっております。

70年代後半〜80年頃にかけて多くの素晴らしいチェコ絵本を出版した佑学社、その絵本の多くは原書と同じチェコの出版社が印刷を手がけ、美しい絵本に仕上がっているんです。

勿論このヤネチェックの絵本も、佑学社が発売した絵本で、チェコのアルティア社の制作です。

名作バレー物語シリーズの中の1冊で、ほかにもクドゥラーチェク、ダグマル・ベルコバー、ルドミラ・イジンツォヴァーなどが挿絵を手がけていたシリーズですね。

このヤネチェックによる「ねむれる森の美女」、お話は皆さんご存知だと思いますが、ヤネチェックの挿絵でまたひと味もふた味も違った絵本になっております。

使われている色彩は明るいのに、どこか暗いトーンを帯びている、ページを開けばおとぎ話の不思議な世界に、あっという間に迷い込んでしまいそうです。

日本語版のものは見かけることもなかなか無い、貴重な絵本です。

是非オンラインストアの方でも御覧ください。


当店のオタ・ヤネチェックの本はこちらです。

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