日本でもとても人気のある、スウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフ。
いつも当店を見て頂いている方の中にも好きな人も多いのではないでしょうか。
柔らかく、時に鮮やかな色彩で、絵本のページをめくる人々をすぐにそのメルヘンの世界へと、わたしたちの現実の隣りにあるもう一つの世界へとベスコフは誘い込み、浸らせてくれます。
そのベスコフが絵を描いたアンデルセンの「おやゆびひめ」の絵本、日本語版でも出ておりますが、こちらはフランス語版のものです。
1979年発売のこちらのフランス語版は、2001年に発売された日本版のものとは紙が違い、コーティングされていない紙の手触りのあるものが使われていて、印刷の雰囲気が柔らかい印象になり、このアンデルセンの童話に流れる温かな空気感をより感じられるようです。
79年の刷、というと当店ではそんなに古い本の部類に入らないのですが(といってももう40年近く経っていますが)状態の経年変化の感じがとても良く、1920年代頃の刷の、とても良い状態の絵本に見える程です。
エルサ・ベスコフの好きな方、またこのアンデルセンの「おやゆびひめ」が好きな方に、日本語版と一緒に、並べて飾って欲しいです。
中の印刷、紙の感じがとても良いので、開いて飾るのもおすすめです。
当店のエルサ・ベスコフの絵本はこちらです。
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