「ブレーメンのおんがくたい」フェリシダ・デ・ホルナ 絵 寺村輝夫 文 Los músicos de Bremen

昨日に引き続きこちらもグリム童話の「ブレーメンのおんがくたい」(フェリシダ・デ・ホルナ絵)です。

昨日の「青いあかり」よりも随分と有名でしょうか。年をとったロバ、イヌ、ネコ、ニワトリが協力して泥棒を追い出すお話ですね。当店事務所からそう遠くない所に、このお話の名前を冠した商店街の通りもあったりします。

絵を描いているフェリシダ・デ・ホルナはスペインの作家で、この本により1970年にラザリロ賞(スペイン語の優れた絵本、児童文学などに与えられる賞)を受賞しているようです。

その絵は可愛らしい文様で装飾、平面化され、まるで人形劇か紙芝居を見ているような感覚を覚えます。見開きで一枚の絵を描き、キャンバスや紙ではなく板絵のように木製のものに描いているのではないかと思わせるテクスチャーもあり、それらもそのような独特な印象を与えるのに効果を発揮していますね。


当店在庫商品はこちら「ブレーメンのおんがくたい」


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