アーノルド・ローベルの妻であり、自身も絵本作家であるアニタ・ローベルの「アリスンの百日草」です。
夫、ローベルの編集者から勧められて絵本を書くことを始めたそうで、ローベルとの共作も幾つか出していますね。
1934年ポーランド生まれで、戦禍に伴い各地を転々とした辛い経験をもとにした作品も出されていますが、この「アリスンの百日草」は美しい花だけが次から次に現れる幸せな絵本ですね。
アルファベットブックと花図鑑が一緒になったような作りで、Aから順にその頭文字の花が登場していきます。
それだけでなく、しりとりの要素も入っていて、、、と、この説明だとわかりにくいかもしれないので最初の英文を引用してみますね。(当店在庫商品は英語、日本語併記版です)
Alison acquired an Amaryllis for Beryl.
Beryl bought a Begonia for Crystal.
と、どんどんしりとりするような感覚でabc順に花と人の名前が続いていきます。
今は花の少ない季節ですが、本を眺めて来る春に心ときめかすのも良いものですね。
当店在庫商品はこちら「アリスンの百日草」
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