「A ROMANCE OF THE THREE Rs」Walter Crane

本日はウォルター・クレインの絵本を幾つか更新しております。

その中の一冊「A ROMANCE OF THE THREE Rs(三つのRの物語)」

この「R」というのはReading/wRiting/aRithmeticの、読み、書き、算数の、三つの物語の学習絵本です。

クレインの三人の子どもをモデルにしたと思われる、主人公の子どもたちの空想の冒険を通して、その三つのテーマが展開されています。

学習絵本などと言っても、それは勿論ウォルター・クレインの本なのでこのジャンルでは信じられないほどに美しい絵本です。それでもクレインの他の絵本に比べると装飾的な要素は抑えめで、代わりに親しみやすさとでも言うような、愉快な感じが前面に出された作品になっていますね。

お話も楽しく、テキストは英語ですが1ページ毎に短く簡単な文章が載っているだけなので英語苦手な方でも読みやすいです、お子さんと一緒に楽しめる絵本でもあると思います。

他にも、より装飾的な要素の強い「BABY’S OWN AESOP」や、昨年開催されたウォルター・クレインの展覧会の図録ほか、幾つも更新しておりますので、オンラインストアの方でもどうぞご覧ください。


当店のウォルター・クレインの本の在庫はこちらです。

0コメント

  • 1000 / 1000